「X2 xDrive20i Msport X」 F39型 2018年-現行(さおり著)

18iと20i、どちらが‘買い’?

キドニーって腎臓っていう意味らしんですけど、全然、腎臓っぽくないキドニーグリルの「X2」です。
でも、カッコいいのでOKです(笑)。

この「X2」、ボディの形は同じでも中身は相当、違ってて、まず「18i」には前輪駆動しか用意されていないです。
逆に「20i」は4輪駆動のみ。

価格差約40万円。
ノーマルの「18i」でも値引きがなければ、乗り出しに500万円近く掛かることを考えると「18i」を選ぶメリットも何かなければいけませんよね?

最初、弊社に‘試乗車兼商品’として入ってきたのが「sDrive18i」でした。

比較することなく乗ってて『良いな』と思ったところは‘軽快感’かな。

BMWの中では数字でお分かりのように大きくはない車種なんですけど、弱小中古車屋さんで働く私からしたら割と大きな車なんです。

それでも、軽快なフットワークと言いましょうか、ちょっとアクセルを多めに踏みたくなってしまう楽しい車でした。

大きく見えても、
全長4,375mm×全幅1,825mm×全高1,535mm。
何とマンションのいわゆる普通の1,550mm以内の立体駐車場の高さをクリアしているのです。

そういえば、先代でしたっけ、3シリーズの全幅が大きくなったとき、日本仕様には全幅を抑えるような工夫をしてくれたんでしたっけ。
たしかサイドミラーの厚みを削ってくれた、とか。

日本の立体駐車場に入るサイズを意識してるのかなあ、とか考えるとちょっと嬉しいですね^^。

とはいえ、「318i」「320i」「320d」 の1,430mm~と比較すると、10cmも背が高く、つまりそれだけ腰高、なはず。

ところが、全然~♪

アイポイントはやや高めなので運転のしやすさはあるのに、腰高感はありません。

価格帯が違うので比べると申し訳ないのですが、全高1,690mmのトヨタ「ハリアー」なんかは交差点で曲がるくらいでも横G(おおげさ?)が軽く掛かるようなときがあります。

たぶん、この「X2」くらいまでの全高なら車体の‘ぐらつき’は相当、コントロールできるんじゃないでしょうか?
「X1」とも随分、違う安定感があります。

 



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反対に『悪い』と思ったところ。

一つ目はエンジン音かなあ。500万円レベルにしてはちょっとザラザラ、というか、ガラガラ、みたいな安っぽい感じがします。

あと、フロントガラスが寝すぎ(?)。
バックミラーは普通の大きさでぶら下がっているから、視界の邪魔になるような・・・。
これ、トヨタ「CH-R」もそんな感じだったので、慣れると何とも思わないのかなぁ。

18iと20iを比較すると

20iのほうはMsportとの比較。

いわばベーシックグレードと最上級グレード比較ということになります。

ううん、やっぱりパワーは素人の私でも分かるくらい違いますね。。

踏み込んでいった時のスピード自体に大差はないんですが、エンジンの回転数が違いますし、気筒数も一つ違うだけで随分、音も違います。

日本では3気筒っていうと軽自動車くらいですもんね。
さすがに3気筒では一般道でも余裕たっぷりに、というわけにはいきません。

ただ、回りっぱなしという点のメリットもあるようです。

それは中間加速。

中間、といっても20km/h~40km/hで一般道を流していたときに踏み込んだくらいです。

そこでの「20i」はまさしく古き良き(?)昔の‘ドッカンターボ’風。
VW製のターボエンジンやトヨタ「クラウン」に積まれたターボとは全く違う反応です。

たぶん、速いのはBMWのほうなのかな?
上品さ、とか、滑らかさ、ございません。
『速けりゃいいでしょ?』みたいに飛び出します。
そんなフィーリングは好き嫌いの分かれるところ。

どちらの感じが好きになっても、反対のほうは嫌いになるみたいで、社内の男性陣の意見は二分しています。

次ページは>>>
「18iの1,500cc、20iの1,998cc、エンジン比較です」

新型「クラウン/3.5 G executive」15代目/220系/2018年-現行

事実上のマジェスタ後継モデル

マジェスタは1991年に140系クラウンの上級車種として登場してから、27年間、販売台数の面でトヨタに貢献してきたとは到底言えませんでした。

その、マジェスタは2018年3月を以って終了し、15代目「クラウン」のG-エグゼクティブにその後継を担わせるようです。

マジェスタだけに搭載されていた3,500cc V6エンジンをG-エグゼクティブに搭載することが一つの証明です。

事実、トヨタ広報さんも「G-エグゼクティブは先代までマジェスタに乗ってこられた方に対応して作られている」とおっしゃっています。

もう、マジェスタが復活することは、ないでしょう。

 



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実際、他グレードと比較して、これだけの仕様が追加、変更されています。

・リアガラスの高厚板化
・後席シート及びラゲッジ周辺への吸音材の最適化
・リヤホイールハウスへの吸音材の追加
・ノイズリダクションアルミホイールの採用

※ノイズリダクションアルミホイールとは?
ロードノイズと言われる雑音の主たる原因は、タイヤ気柱共鳴音と言われています。
ボールを弾ませたときに‘キーン’とか‘バーン’とか響きますよね?あれと同じ理屈でタイヤが地面を転がると共鳴音が発生します。
その不快音を低減させるホイール。
ホイールの外周(タイヤを履くと見えなくなる部分です)に360度、ハニカム構造の空洞を設け、空気の出入りが可能な空間を作り、共鳴音を低減するそうです。
じつは、この<中空レゾネーター>という構造は2010年にホンダ「レジェンド」でも採用されていました。

それ以外にも内装にシルバー加飾が施されたりして、さりげなく高級感は上がっています。

価格は
2.5L(4WD)が税込6,323,400円
3.5L(2WD)が税込7,187,400円

4WDモデルに2,500ccしかない理由は、3,500ccV6エンジンと4WDシステムが同時にエンジンルームに納まらなかったからです。

先代「マジェスタ」も、同じ理由で4WDモデルには2,500ccしか用意されませんでした。

おのずとG-エグゼクティブの売れ筋は2WD、3,500ccということになります。

少々、余談気味になりますが、先々代では4WDにはレクサス「LS」と共通の新エンジン4,600ccV8が積めず、「セルシオ」で使われていた4,300ccV8代用していました。

4WDモデルは‘買い’なのか?

15代目「クラウン」のカタログには2ページも費やして、今回の4WDモデルは違うんだ、コーナリングが違うんだ、と力説がありますが、正直、ドライ路面で乗っている限り分かる方は非常に少ないでしょう。

アウディなどはFF(前輪駆動)とクワトロ(4WD)とが同モデルに存在していたりするので、乗ると結構、分かるのですが「クラウン」は代々FR(後輪駆動)。

しかも、この4WDモデルは通常、前後輪比40:60ですので、ややFRのような感覚。
余計に2WDとの違いが分かりません。

急なコーナリング時は50:50。

アクセルを踏み込んだときは30:70に瞬時に変更するなどコンピュータが巧みにコントロールしてくれるそうですが、それこそニュルブルクリンクでも本気で走れる人が体感できるレベルではないでしょうか?

もちろん、ウェット路面、さらには雪道を走る方には4輪駆動は心強いです。

ただ、東京都内、大阪府内に住む方が安定性向上を期待して4WDを選択することはないと思います。

通常グレードの最小回転半径が5.3mに対して、2WD 3,500ccモデルが5.5m。

4WD 2,500ccモデルは5.7mだというのは都内では実感してしまいます・・・。

 



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マジェスタから買い替えてはいけない

14代目「クラウン」と並行して販売されていた210系「クラウンマジェスタ」は200系「クラウンマジェスタ」のドライバーズカー志向から逆行したような、後席重視の乗り心地の良い車でした。

2009年~の「200系マジェスタ」が発売されたときに開発者の方が「マジェスタは7割以上がオーナーさんがハンドルを握るというデータがありますので、これからはマジェスタも走って楽しいと思える車になっていきますよ!」なんて言ったくせに、2013年~の210系では、なかなかどうして素晴らしいVIPカーに仕立てたのでしょう。

4人乗り仕様がなかったのは残念にしても、210系「クラウンマジェスタ」は後席を重視する方には2018年時点、候補に入れてほしい車です。

210系マジェスタは、2016年8月29日には<トヨタセーフティセンスP>が全車標準装備されているので、狙うなら平成28年9月登録車~平成30年5月登録車をお薦めします。

さて、15代目「クラウン」に統合されたに等しい7代目マジェスタ、別名、G-エグゼクティブ、と申し上げたいところですが、乗ってみて驚きました。

次ページは>>>
「最上級モデルはドライバー最優先仕様だった!?」です。

新型「クラウン/ターボ 2.0 RS/RS advance」15代目 220系 2018年-現行

直列4気筒2,000ccターボの進化が凄い

先代にあたる14代目「クラウン/アスリート」の後期になって2,500ccに代わる新エンジンとして登場した直列4気筒2,000ccターボエンジン。

しかし、これは時期尚早でした。

ターボラグを感じにくい、低速トルクは充分にある、など、絶対評価としては決して低くはなかったものの欧州勢、特に「アウディA3」や「ゴルフ」などに積まれる1,400ccターボエンジンの静粛性、高回転域でのパワー、トルク、要するに大排気量エンジンと錯覚するような秀作エンジンに勝負を挑むのは少し早かったかな、と思います。

「クラウン」らしからぬエンジン音が車内に入ってきましたし、高回転域でのパワーも‘いまいち’でした。

何かずっとアクセルを踏み続けていないとスピードが出ないような余裕の無さがありました。

コンパクトスポーツカーなら、そういう感覚もまた楽しめるものですが・・・。

しかし、満を持して発売された、15代目「クラウン/ターボ」は先代の不満を払拭する出来映えになっていると思います。

 

210系 14代目「クラウン」
直列4気筒ターボエンジン

最大出力:173kW(235PS)/5,200-5,800r.p.m
最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/1,650-4,400r.p.m

220系 15代目「クラウン」
直列4気筒ターボエンジン

最大出力:180kW[245PS]/5,200-5,800r.p.m
最大トルク:350N.m(35.7kgf-m)/1,650-4,400r.p.m

 

高回転域でのトルク感は高まり、ターボラグはさらに高次元で消化され、静粛性が高まり、踏み込んだときのエンジン音も生き物が‘うなり’を上げているような有機的な何かを感じさせます。

 



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これにTNGAの低重心ボディを纏ったら、魅力的でないわけがありません。

内装も高級を演出する方向から質そのものを高めて、シンプル、そしてスポーティな印象が高まり、RS/RS アドバンスに合わせて仕立てたかのよう。

エンジンフィールと速度計が一致する感覚の車、そうはありません。

特に一般道で加減速するのが楽しくて、堪らないです。

しかし、JC08モードでは13.4km/Lから12.8km/Lに燃費が劣化。
車両重量が1,600kg前後(グレードにより異なる)だったのが15代目では1,700kg前後、つまり、約100kg重量増加したのが大きな要因かと思います。

実燃費はどんなものか300kmほど走行してみたら、一般道9km/L弱、高速道路14.5km/Lでした。

14代目は何度か納車したので、走りましたが一般道で9km/L超えた記憶はないし、高速道路では13km後半だった気がします。

走り方が同じだったわけではないので、あくまでご参考までに。

15代目は14代目より、実燃費が劣化してるわけではない、と申し上げておきます。

それでも、ハイオクなのが財布には厳しい・・・と、思うのは自動車営業マンの僕が買えない証です(笑)。

 



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TNGAとは何なのか?

TNGAとはトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの頭文字で決してシャシーだけを指しているだけではありません。

ただ、シャシーの進化は目覚しく、TNGAの代名詞と申しあげても良いと思います。

これまでスポット溶接だった箇所をレーザー溶接にするくらいは序の口で、重量の嵩む部分を可能な限り1mmでも低く設置するという職人の意気込み、そしてシャシーにボディを載せるという考え方を捨て、シャシーとボディーを一体化した設計、そしてそれが製造できるラインをすべて新設すること・・・。

様々な理想を追求して実現した技術です。

また、これだけの設備投資できる体力があるのもトヨタの強みでしょう。

ちなみに、TNGA1号車「プリウス」に関しては利益が出る計算ではなかったようです。

そんなトヨタの技術の結晶というべきTNGAも熟成が進んでいます。

ハイブリッド限定になりますが、新開発された直列4気筒ダイナミックフォースエンジンは熱効率40%を達成(従来は30%が一般的)。

最大トルクが発生する回転数も幅広く、ハイブリッドエンジンとしては理想といえます。

ガソリン単体モデルの直列4気筒ターボも静粛性が高まり、車内の‘こもり音’、ロードノイズは大幅に低減、何より思いのままにコーナリングが可能です。

ハイブリッドに比べて、リヤが軽い(ハイブリッド車は後部座席下に重さ60kgを超えるバッテリーを積んでいます)分、高速道路でのハンドリングのキレは15代目「クラウン」の中でも随一。

直進安定性も非常に高いです。

ドイツ御三家と高速走行でも肩を並べる時代がついにやって来ました。

故障率に関しては、もともと向こうとは話になりません。

あなたならどちらを買いますか?

 

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○220系 15代目「クラウン」2,000cc ターボ RS/RS アドバンス 評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 非常に良い
運転楽しい度 非常に良い
後席居住性 悪い
リセール価値 良い
故障のしにくさ 非常に良い
部品の安さ 良い


トヨタ15th「クラウン」220系 税込価格表
2.0 B4,606,200円
2.0 S4,746,600円
2.0 S "C package"4,941,100円
2.0 RS-B5,000,000円
2.0 RS5,1804,000円
2.0 G5,416,200円
2.0 RS Advance5,594,400円
2.5 S4,978,800円
2.5 S "C package"5,157,000円
2.5 S Four5,194,800円
2.5 S Four "C package"5,373,000円
2.5 RS5,416,200円
2.5 G5,621,400円
2.5 RS Four5,632,200円
2.5 RS Advance5,799,600円
2.5 RS Advance Four6,015,600円
2.5 G-Executive Four6,323,400円
3.5 S6,237,000円
3.5 RS Advance6,906,600円
3.5 G-Executive7,187,400円

「クラウン」220系 2,000cc ターボ 主要諸元表
全長4,910mm
全幅1,800mm
全高1,455mm
ホイールベース2,920mm
最小回転半径5.3~5.5m
車両重量1,690-1,730kg
乗車定員5名
エンジン種類直列4気筒ターボ
トランスミッション8 Super ECT
総排気量1,998cc
エンジン最高出力180kW[245PS]/5,200-5,800r.p.m
エンジン最大トルク350N.m(35.7kgf-m)/1,650-4,400r.p.m
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
WLTCモード(総合)12.4km/L
WLTCモード 市街地8.7km/L
WLTCモード 郊外12.6km/L
WLTCモード 高速15.1km/L
JC08モード12.8km/L

ミッションインポッシブル仕様「5シリーズ 」7th G30/G31/G32型(さおり著)

フォールアウト仕様が限定発売

ちゅうい!以下、映画のネタバレを含みます。

台数限定として発売されたわけではありません。

ただ、2018年内に受注した分だけのようですので、気になる方は早めにディーラーに足を運んでみてくださいね。

わりと展示車もあるみたいです。

第4作“ゴーストプロトコル”で、「i8」のプロトタイプが登場し、スクリーンを飾ったのがBMWの映画「ミッションインポッシブル」デビューです。

その他、6シリーズカブリオレや、1シリーズ、どこにでもなぜかBMWが停まっていて、そして、走っている謎の世界観ですが、まあ、カッコいいから許しちゃいましょう^^。

“ゴーストプロトコル”では、1シリーズのエアバッグの安全性までアピールする徹底ぶりでした(笑)。

第5作ではM3セダンがド派手なカーチェイスを披露。
後ろ向きにダイブするのは初めて見ました!

第6作“フォールアウト”でもカーチェイスがありますが、活躍するのは5シリーズの1986年製。
いったい、いつのBMW?と思って、社内で聞いてみたら男性陣、即答でした!

やっぱり皆、車、お好きなんですね^0^。

劇中、

「これからはもっと大きな車を用意しろよ!」

なんていう台詞が用意されていて、
暗に86年の5シリーズより、大型化した2018年の5シリーズを持ち上げる工夫までしてくれます(笑)。

肝心の現行5シリーズの登場は主に前半部分。

サイモンペッグ演じるベンジーがipadみたいなのを操ります。
すると、ドリフトしながら無人の5シリーズが、痺れるほど恰好よく登場!

あと、トムクルーズ演じるイーサンハントが夜の空港に出向くシーン。
車を降りるのにライトは付けっ放しという^^。
これまたカッコいいから許します。

BMWはミッションインポッシブルに幾ら払っているの?

金額はもちろん公開はされていません。

おそらくBMWの契約金は20億円以上だとか・・・。
あ。当初、私、かんちがいしてましたが、BMWが使ってもらうのに映画側に数十億払うそうです。

考えたら、DVDやブルーレイも発売されるし、これだけ有名な連作ですから、効果は抜群でしょうね。

F1に参戦するよりリーズナブルかも?

 



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007でも“ゴールデンアイ”“トゥモローネバーダイズ”“ワールドイズノットイナフ”に登場し、“ワールド~”に登場した「Z8」は今や高騰する一方です。

映画で使用されていなければ風化していった可能性が高いのではないでしょうか。

アストンマーチンだってジェームズボンドが21世紀になってからも、自家用車として「DB5」に乗っている設定だったり、ギャンブルで取り上げた車がたまたま「DB5」だったりするから、コネリーさん当時のファンの方も若い方も「DB5」は憧れの車になっているんですよね!

どこが特別仕様?

非常に残念なお知らせです。。

冒頭の画像は523系の普通のBMW”ミッションインポッシブル特別仕様車”。
ホイール部分は真っ黒ですよね。

そして、後でお見せする映画のワンシーンでもご確認いただけますが、M5の”ミッションインポッシブル特別仕様車”には

M ライト・アロイ・ホイール・Yスポーク・スタイリング789M

が奢られます。

このモデルだけのための特注品だとか・・・。

お写真はこちら。

青色に輝くブレーキキャリパーがまた美しい。

しかも!
ボディーカラーは、映画に登場するM5と同じシンガポールグレーなのです。

通常の“ミッションインポッシブル特別仕様車”のボディ色はブラックサファイア。

この格差は何?全然、映画と違うじゃない?!
ボディーカラーくらい映画仕様にしてよ~(泣)。


ちなみにM5の特別仕様車のお値段は19,640,000

そして、以下がノーマルBMWの特別仕様車のお値段。

523i  7,950,000円(セダン)
523i  8,280,000円(ツーリング)
523d  8,200,000円(セダン)
523d  8,530,000円(ツーリング)

半額以下だから仕方ないのかなあ・・・。

ほとんどの方が523iか523dを頑張って購入なさっているだけに、すこし残念です。

それでも、これだけ↓↓↓の特別仕様なので、気分だけでもトムクルーズ=イーサンハントになってみます?

○ BMW M Performance ブラック・キドニー・グリル ブラック・サファイア
○ BMW Individual ピアノ・フィニッシュ・ブラック・トリム
○ M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング664Mブラック
○ harman/kardon サラウンド・サウンド・システム
○専用インテリア・バッジ(MISSION: IMPOSSIBLEロゴ入り)
・ハイライン・パッケージ
・ランバー・サポート
・ シート・ヒーティング(フロント/リア)
・ダコタ・レザー・シート

値引きはしてくれるの?

値引きは通常の523系は50万円引きも夢ではありませんが、特別仕様車の値引きはほとんどしてくれません。10万円~くらいです。
ちなみに在庫車なら70万円引き以上もしてくれるのは3シリーズ。
ご家族のいらっしゃらない方には迷わず3シリーズをオススメしています。

 



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○関連記事

ジャーナリストは書かないけれど、
この振動は許してよいものか・・・
「523d」の試乗記は
>>>こちら

 

ラグジュアリーに乗るなら
こっちかな?
「523i」試乗記は
>>>こちら

 

とうとうシルキーシックスと呼ばれた
BMW直列6気筒はこのモデルだけ。
「540i」の所有者の方にお話を伺いました。
>>>こちら

 

新型「クラウン ハイブリッド 2.5 RS/RS advance」15代目 220系 2018年-現行

アスリート後継モデルとは?

11代目クラウンから続いてきたアスリートシリーズが終焉を迎え、それに変わる後継モデルが「RS/RS アドバンス」ラインです。

2017年の東京・大阪、他のモーターショーでコンセプトカーとして出ていたのがこのRS。

ホイールがいかにもスポーツモデルらしく、ブレーキローター丸見えのデザイン。
スパッタリング塗装も派手に施されており、

「RSがスポーツモデルですよね?」

と、ほとんどのお客様が分かってらっしゃいます。

14代目クラウンのアスリートモデルが販売の7割を占めていたことからして、クラウンの主力モデルは、このRS/RSアドバンスが担うことになるかと思います。

今回ご紹介するのは2,500ccハイブリッドの方です。

RSだけの装備とは?

RSと他のグレードとの主な違いは、

・スパッタリング塗装の18インチホイール
・フロントバンパーが、ボディ色に拘わらず‘ブラック’
・方向指示器が内側から外側に流れるように光る(シーケンシャルターンランプ)
・マフラーが左右各2本出し
・ジャパンカラー内装3色のオプション選択可能

といったところでしょうか。

エンジンやモーターの出力は他のグレードと同一です。

ただ、見えないところではサスペンションが明らかに他グレードと較べ、硬めなので、是非、凹凸のある一般道をご試乗して確かめてみてください。

 



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後部座席優先の作りではない

「カムリ」や「レクサスES」に採用される“GA-K”はFF車に特化したシャシーですので、FR(後輪駆動)の「クラウン」はボディサイズこそ、「カムリ」クラスですが、「レクサスLC」、「レクサスLS」のTNGAプラットフォーム“GA-K”をクラウン専用に幅を設定し直して採用されています。

とにかく、ボディ剛性が素晴らしいです。
そして低重心。

これは運転をなさる方なら誰もが簡単に感じられる美点です。

試乗して一つ目のカーブを曲がっただけで、

「お!」

と声を上げられたお客様もいらっしゃいました。

後で伺うと、その時点で購入意欲が倍増したのだとか。
それくらい、すぐに15代目「クラウン」のステアリングの凄さは分かります。

サスペンションも締め上げられてして、ボディ剛性も高い・・・となると、やはり乗り心地には影響します。

アスリート時代も「ゼロクラウン」以降は、なかなかの悪い乗り心地でしたので、RS/RSアドバンスをご選択なさる方にとっては、‘乗り心地の悪さ’は、さした欠点でもないでしょう。

まあ、一般道で同乗者に乗り心地を自慢する車ではないのは確かです。

先代アスリートとの違い

210系の先代アスリートとの違いで、すぐに分かるはアイポイント及びヒップポイントの位置です。

スポーツセダンらしく、かなり低い位置に座っている感覚があります。

だからといって視界が悪いなどということはないのがトヨタ流。

併せてボンネット位置も下がっており、寧ろ先代より見晴らしは良いのが恐ろしい・・・。

こういう実用性を汲みつつ、スポーティなデザインを実現した日本のエンジニアがもっと声高に賞賛されても良いような気がします。

唯一、犠牲になっているのは後方視界でしょう。
バック駐車のときだけは若干、気を使います(あくまで先代との比較です。視界は充分に確保されています)。

まあ、あれだけルーフが後方に向けて下がっているわけですから無理もありません。
後部座席のヘッドクリアランスが先代以上、確保されていることが奇跡と言えましょう。

RS/RSアドバンスには追加オプションにパラノミックビューモニター(自車を空から俯瞰しているかのような映像を見られるモニター)&巻き込み防止警報付きのインテリジェントパーキングアシストというのがありますが、これは不要オプション。

RSをご購入される方より優秀な駐車能力があるとは思えません。

さすがコンピュータなだけあって、狭い場所を不得意とはしませんが、広い駐車スペースでも左右が完璧になるよう一度、やり直します・・・。

いや。これは周りに見られたらカッコ悪い・・・。

ちなみに、RSへのオプション価格は他のセーフティ機能とパッケージで246,240円也・・・。

<トヨタセーフティセンス>は全車標準装備ですので、ご安心ください。

>>>次ページは
「それでもイチオシグレードではない訳とは?」
「値引き情報」です。

新型「クラウン/ハイブリッド 2.5 S”C-package”」15代目 220系 2018年-現行

つい、クラウンについて語りたくなる・・・

12代目のゼロクラウン以来の衝撃であることは間違いありません。

外観、走り、内装、すべてが次のステージへ引き上げられた220系15代目クラウンです。

今回は売れ筋の直列4気筒2,500ccのハイブリッドの試乗評価です。

特にオススメしたいのは冒頭の画像にもあるS “C パッケージ”。

その理由は後ほど。

エンジンは先代に引き続き4気筒ですが、エンジン自体もフルモデルチェンジ(自動車のフルモデルチェンジはエンジンもモデルチェンジしているとは限らない)。

2017年に発売された「カムリ」に搭載された燃焼効率40%以上というダイナミックフォースエンジンを搭載しています。

この新型エンジン、明らかにトルクがあるな、と感じたのを覚えています。

210系 14代目「クラウン」直列4気筒エンジン
最大出力:131kW(178PS)/6,000r.p.m
最大トルク:221N・m(22.5kgf・m)/4,200-4,800r.p.m

220系 15代目「クラウン」直列4気筒エンジン
最大出力:135kW(184PS)/6,000r.p.m
最大トルク:221N・m(22.5kgf・m)/3,800-5,400r.p.m

 

エンジン回転数を表すr.p.mの太字の値をご覧ください。

最大トルクこそ同値ですが、その値が出る回転数域が広いのです。

 



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これによりモーターの出力にムラが出ないため、先代よりモーター⇔エンジンの切り替えが少なくて済むのでしょう。
非常にスムースな仕上がりです。

ダイナミックフォースエンジンの欠点とは

「カムリ」が素晴らしい車であることは間違いありません。

しかし、エンジン音を聞いて、良い、とか、官能的だ、とか、スポーティだ、とかいう表現は出てこなかったのです。

少し低めのザラザラした音質と申しましょうか。
決して上質とはいえなかったと思います。

ところが、これが「クラウン」に積まれると、変貌・・・。

横置きから縦置きにした、とかいう問題ではないと思います。
お金をかけると、こうも違うのかと驚きました。

エンジン音も、歴代の仕様とは違い、かなり、<聴かせる演出>が為されています。

その音は、スポーティな質感を伴っており、さらにアクセルを踏み込んでいきたくなるほどです。

聞けば13代目「クラウンハイブリッド」で初搭載された‘アクティブノイズコントロールシステム’がハイブリッドモデルは全車標準装備なのだとか。

これはエンジンから発生する不快な‘こもり音’をルーフに備え付けられたスピーカーから逆の周波数の音を出すことにより相殺する素晴らしいシステムです。

当たり前ですが、スピーカーからの相殺音が聞こえることなどありえません。

ひたすらエンジン音が美しく聴こえます。

「それだけ?」

とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、不快な‘こもり音’は長距離ドライブで長い時間、聞き続けると疲労が増大するという研究結果が出ているほどの大きな問題。

つまり、自然とドライブが快適だと思う、そんな車に仕上がっています。

>>>次ページは
「最も素晴らしい点を一つだけ言うと」
「歴代クラウンとの比較」

「ランドクルーザープラド」4代目 150系 2009年-現行

マイナーチェンジで、顔変わりすぎ?

2013年に1度目のマイナーチェンジでえらく挑戦的なデザインにチャレンジしたなあ、と思っていたら、2017年にさらなるマイナーチェンジで、あらあら、普通のデザインに。。

私、さおりは意外と(?)2013年版が好きなので、ディーゼルを選びたいなら2013年9月~2015年6月までのモデルに限られちゃうわけですね。

そう。
ディーゼルが搭載されたのは2015年6月17日付で同時にこれまで看板エンジン(?)だった4,000ccガソリンが日本向けではカタログ落ち。
ちなみに2015年6月以降の2,700ccガソリンモデルは5速⇒6速に♪

5速から6速への進化は運転していても、よく分かるので嬉しいかぎりです。
燃費もわずかながら向上しています。

 



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2017年版のMCでのトピックは“トヨタセーフティセンスP”(2018年6月、Pの呼称がなくなりました。それに伴い夜間の歩行者に対応するなど、アップグレード)が全車標準装備となったことでしょうか。
全車LEDヘッドランプ化も実現。

内装はベージュが特に素敵です。
木目調のステアリングもお洒落で触れ心地はとっても高級感があります。
ハンドルは、いっつも触っているところだから、コレ大事ですよね。

本来はTZ-Gを選ぶべき?

KDSSというスタビライザー(乗り心地に影響します)のオン・オフができたり、リアのエアサスペンションを利用した高さ調節機能、そして5つのドライブモードセレクトボタンが標準です。

オプションでクロールコントロールという悪路走行時、ステアリング操作だけしていれば、4輪への力配分を最適に行なって‘ゆっくり’走破してくれるシステムまで選べます。

公式HPにあるような超絶走破が日常な方には必須アイテム?!

いやぁ。私なんか、ああいうオフロード感を出されると、つい、
「洗車がぁ~!」
と思ってしまいます。。

だって、自動車整備兼販売会社にいると毎朝、洗車ですから、ちょっとした洗車トラウマ(?)です。
この時期(書いたのは7月上旬)は雨が多く、洗車しなくて良い日があるからちょっとラッキー♪というわけでありません。

雨が多いとお客様の足は遠のく、遠のく・・・。
そして、社長さんからハッパかけられます。

飛び込み営業でもしないとダメなんじゃないの?くらい。

「ピンポーン」
「は~い」
「自動車販売店のものですけどぉ。すみません」

こんな流れで車検の一つでも取れたら大したものです。
誰が自動車を飛び込み営業マンから買いますかって(笑)。

ディーゼルの乗り心地は・・・

はい。申し上げます。
ディーゼルの乗り心地は、、非常に、悪いです。

正直、これをファミリーカーとしてご購入なさる方々は一体、何を考えてらっしゃるのか?!
スクエアっぽいデザインなのに死角は多いし、大きさのわりに荷室は狭いです。

もちろん、お一人で運転なさるなら何の問題もないです。
こういうの、好きな方は好きです。
あと、どうしても悪路走行しなければいけない状況の方も一部、いらっしゃるでしょう。

でもね。
少なくとも、ウチに買いに来たお客様でそういう方はいらっしゃいませんでしたっ(ピシャ!)。

エンジンの振動なんて、商用車級ですよ。
マツダのスカイアクティブとなんて比較にもなりません・・・。

トルクは確かにありますけど、じゃあ、マツダの同排気量よりあるのかと言うとそうでもない。

とにかく、うるさいです。
よく振動します。

ガソリンの方は‘買い’

トルクがディーゼルの約55%。
もちろん、パワー的にはディーゼルより明らかに劣るものの、日本の国道を走るぶんにはこちらの方が優れものです。

やっぱり、振動が少ないし、音も静か。
タイヤも17インチを選べば、ずいぶん快適に走れます。

SUVじゃなくて本格クロスカントリーじゃないとダメなんだぁ~!
というお父さまは是非、ガソリンの17インチタイヤをお選びくださいませ。

男のロマン?

ディーゼルを完全否定しちゃいましたけど、カタログやホームページに40度くらい傾いて走る姿や、川をバシャバシャ横切る姿がアップされていることからすると、これって‘男性のロマン’なのかなあ?って思ったり。

考えたら、スポーツカーだって実用性からしたらかなり低いけど、買いますもんね^^。

プラドはSUVっぽいから、ついつい較べちゃうわけで。

以上、主観と偏見に満ち満ちた試乗記でした。

さおり

 

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○関連記事ご紹介

こういうSUVと較べちゃうと
ダメなんでしょうけど・・・
レビューは>>>こちら

 

そうはいっても乗り心地さえ
極上のクロカンもあります。
値段も別格。。「LX」
レビューは>>>こちら

 

こういう形がお好きなら断然、
「ハリアー」でしょう!
お値段も安いっ!値引きもあります!
レビューは>>>こちら

 

「RX300」はパワー感ないので、
お薦めは450hですけど、、
お値段が・・・値引きもほとんどないんです。
レビューは>>>こちら

 

 

○4代目「ランドクルーザー プラド」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 評価不可・・
運転楽しい度 悪い
後席居住性 普通
リセール価値 良い
故障のしにくさ 非常に良い
部品の安さ 良い

ランドクルーザープラド 150系 税込価格表
TX(ガソリン5人乗り)3,538,080円
TX(ガソリン7人乗り)3,692,520円
TX(ディーゼル5人乗り)4,152.600円
TX(ディーゼル7人乗り)4,307,040円
TX"L pkg"(ガソリン5人乗り)4,047,840円
TX"L pkg"(ガソリン7人乗り)4,202,280円
TX"L pkg"(ディーゼル5人乗り)4,667,760円
TX"L pkg"(ディーゼル7人乗り)4,822,200円
TZ-G(ディーゼル7人乗り)5,363,280円

トヨタ「ランドクルーザー プラド」150系 ガソリンモデル主要諸元表
全長4,825mm
全幅1,885mm
全高1,850mm
ホイールベース2,790mm
最小回転半径5.8m
車両重量2,050~2,100kg
乗車定員5名~7名
エンジン種類直列4気筒
トランスミッション6 Super ECT
総排気量2,693cc
エンジン最高出力120kW[163PS]/5.200r.p.m
エンジン最大トルク246N.m(25.1kgf-m)/3,900r.p.m
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
JC08モード9.0km/L

トヨタ「ランドクルーザー プラド」150系 ディーゼルモデル主要諸元表
全長4,825mm
全幅1,885mm
全高1,850mm
ホイールベース2,790mm
最小回転半径5.8m
車両重量2,170~2,320kg
乗車定員5名~7名
エンジン種類直列4気筒
トランスミッション6 Super ECT
総排気量2,754cc
エンジン最高出力130kW[177PS]/3,400r.p.m
エンジン最大トルク450N.m(45.9kgf-m)/1,600-2,400r.p.m
使用燃料軽油
JC08モード11.2-11,8km/L

「スイフト ハイブリッドSL/SG」2017年-現行(さおり著)

新技術のAGSがむしろ・・・

4代目「スイフト」はエンジン単体のモデル、マイルドハイブリッドに加え、数ヶ月遅れてハイブリッドモデルまでラインアップされるようになりました。

エンジン単体モデルをご検討の方は、特に迷われることもないでしょうが、ハイブリッドMLと比較したいとおっしゃるお客様は多いです。

でも、なかなか両方とも試乗車置いてあるディーラー少ないんですよね・・。

セーフティパッケージを装着した場合の価格(2WD)を較べると、

税込価格
ハイブリッドSL 1,979,400円
ハイブリッドML 1,721,520円

25万円以上も開きがあります。
値引きはわずかにSG/SLのほうが出せますが、2万円、3万円程度の差と考えていただければ。

気になる燃費はどうでしょうか?

JC08モード
ハイブリッドSL 32.0km/L
ハイブリッドML 27.4km/L

1L当たり5kmの差が出ています。
実燃費はMLが20km前後、SLは23km前後といったところですので、10%以上はアドバンテージがあるでしょう。

フロントマスクがスポーティなのはお客様に大好評です。
ML(マイルドハイブリッド)のほうは、XG(ガソリンモデル)同様、すこしばかり地味なフロントグリルなのです。

内装もSG/SLならではの特別仕立ての箇所があります。

スピードメーターがブルー基調になっていて、SLのほうはシフトノブにも青いアクセントが施されます。

良い感じです^^。

それでも、ハイブリッドとマイルドハイブリッド、

どちらがオススメかと言うと私は断然、マイルドハイブリッド!!

だってAGSってギアチェンジのときのギクシャクがありますもん・・・。
さっき、整備さんにお話を聞いたら、

『マニュアルをコンピュータで制御してるからしょーがないよ。多少はギアチェンジのショックは出るよ』

とのこと。

え?それってATとはまた違うの?という突っ込みはともかく、まあ、欠点といえば、それだけだし、パドルシフトを楽しみたい方はむしろSG/SLのほうが面白さがあるのは認めます・・・けど。

ギアチェンジのときの(←しつこい)

あと、パワー感もマイルドハイブリッドと較べて格別、あるわけでもなく。

それもそのはず、モーターのパワー自体はマイルドハイブリッドの4倍あるのに、トルクは40%減。

その有り余るパワーが最大限に発揮されるのはモーターが3,185回転以上になってから。
なんで?そんな設定に?!

エンジンの弱点である出だしの力感のなさを余りカバーできてない気がします。

逆に高速巡航時のスッキリした加速は高ポイントです。

高速道路を、よくご利用される方は「スイフトスポーツ」含む、すべての「スイフト」の中でSG/SLが一番だと思います。

さおりでした。
 

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○関連記事ご紹介

マイルドハイブリッド試乗記。
値引き情報もあります♪
>>>こちら

 

もっとスポーティにという欲張りな方へ
「RS」ライン
>>>こちら

 

特別な「スイフト」スポーツ!
お一人で運転するなら断然、オススメ!!
試乗記は
>>>こちら

 

 

○4代目「スイフト」SG/SL 評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 普通
運転楽しい度 良い
後席居住性 悪い
リセール価値 普通
故障のしにくさ 非常に良い
部品の安さ 非常に良い


※ML価格は<セーフティパッケージ装着車>のものです。非装着は96,120円引きです。
※XGは<セーフティパッケージ装着車>の価格。オプション設定もございません(特別仕様車には有り)
※SLセーフティパッケージ標準装着、SGには設定はございません。

「スイフト」XG XL mildhybridML hybridSG/SL 税込価格表
XG 2WD (CVT/5MT)1,343,520円
XG 4WD CVT1,497,960円
XL 2WD 5MT1,555.200円
XL 2WD CVT1,559.520円
XL 4WD CVT1,713,960円
MILD HYBRID ML 2WD CVT1,721,520円
MILD HYBRID ML 4WD CVT1,875,960円
HYBRID SG 2WD 5AGS1,668,600円
HYBRID SL 2WD 5AGS1,949,400円

スイフトHYBRID SG/SL主要諸元表
全長3,840mm
全幅1,695mm
全高1,500mm
ホイールベース2,450mm
最小回転半径4.8m
車両重量940kg(SG),960kg(SL)
乗車定員5名
エンジン種類水冷4サイクル直列4気筒
トランスミッション5AGS
総排気量1,242cc
エンジン最高出力67kW[91PS]/6,000r.p.m
エンジン最大トルク118N.m(12.0kgf-m)/4,400r.p.m
モーター最高出力10kW(13.6PS)/3,186-8,000r.p.m
モーター最大トルク30N.m(3.1kgf-m)/1,000-3,185r.p.m
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
JC08モード32.0km/L

2017年 大阪モーターショー 美人コンパニオン編②(さおり著)

好評だった試乗コーナー♪

じつは名古屋モーターショーでは、フェラーリやランボルギーニの助手席試乗ができる企画がありました。
あ。でも5,000円(チケット代込)もする上、抽選・・・。
弊社スタッフも3人応募したそうですけど、全滅していました。

 



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私が伺った大阪モーターショーでは無料で誰でも参加できる試乗コーナーが♪

トヨタ「ハイラックス」
日産「日産リーフ」
ホンダ「ステップワゴン SPADA HYBRID」
三菱「アウトランダーPHEV」
ダイハツ「コペン」
スズキ「スイフトスポーツ」
ボルボ「XC60」
プジョー「PEUGEOT 5008」
シトロエン「CITROËN C3」
スバル「レヴォーグ / WRX S4」

ただし、スバルさんだけは助手席で高速試乗という、ありがた迷惑(?)な試み。

案の定、最後まで枠が余っていたのは「レヴォーグ」でした。

そりゃそうだっ!
みんな、ハンドル握りたいですもんね。

では、次に人気がなかったのは、どこのメーカー?

それは、ホンダです。

だって「ステップワゴン」ですよ?

たしかに良い商品ですけど、こういうとこで出すなら発売されたばっかの「シビック」でしょ??

あと、人気なかったのは「アウトランダー」「コペン」あたり。

え?なんで、人気のあった車種は分からないのかって?
それは、私さおりが試乗コーナーに気付いたのが昼頃で、もう既に受付終了間近だったから・・・。

並んでいるうちに「アウトランダー」と「コペン」が消え、最後に「レヴォーグ」と「ステップワゴン」の一騎打ちになっているのを、この目で見てしまいました。。

しかも、私の目前で「レヴォーグ」もなくなっちゃうという・・・。トホホ。

まあ、そんな話はともかく、ともかく。

撮影させていただいたコンパニオンさんです。

最後のコンパニオンさんは、お客様の希望に応えて色々ポーズを決めてくれていたので、2枚ご紹介。

あ。あと、自慢なんですけど!

「写真撮ってもいいですか?」って聞かれてしまいました(笑)。

「私、来場者なんです」
と、返答してしまって、しかも恥ずかしくて逃げてしまいました。

何か悪かったかなぁ。。

2017年 大阪モーターショー 美人コンパニオン編①(さおり著)

12月10日 インテックス大阪

関西出張の折に、第10回大阪モーターショーにお邪魔しました。

キャッチコピーは
『クルマがクルマを超える日 進化と深化の物語』。

なんか聞いたことのあるような文言ですし、深化っていう造語は最近、普通に語られるのも気になります。
もう少し、捻りが欲しかったですね^^。

ま。文句いうのは簡単。
私も考えてみました。

『超クルマ!!2017』

『ショーにあってショーにあらずなモーターショウ2017』

『ほんまもんはちゃうでぇ~2017』

ダメだこりゃ(笑)。

すみません。『クルマがクルマを超える日』でお願いします。

来場者

12月8日(金)~12月11日(月)までの4日間だけの開催で来場者は285,039名!

日別でいうと、
8 日金曜日は42,889名
9 日土曜日は81,315名
10日日曜日は118,819名
11日月曜日は42,016名。

天気は各日、概ね晴れor曇りで、特に風が強い日もなかったので、やっぱり週末力は凄いですね!

若者の自動車離れが進んでいると言われていますけど、若い方も大勢いらしていましたよ。

ううん・・・ということはコンセプトカーには興味あるけど、市販車に興味がないってことなのかな?
それか高すぎる、、とか。

何か年々、販売価格は上がっていますもんね。
そのせいで割引率を上げないと買ってもらえないので、直接、お客様に販売する私たちも大変です。

コンパニオンさんで一番美人は誰??

皆さん、お綺麗でした。
間近で拝見すると、お化粧が濃い目ですけど、写真うつりを考えた絶妙な乗りなんだなぁ、と感心。

メーカーのマークを手で作ってくれたり、パンフレットを手に微笑してくれたり、

『女性の方は写真はごめんなさい』と、断られたり(なんで笑)。

色々、楽しかった一日でした。



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