「オデッセイ」5th 2013年-現行 RC1/2/4型(さおり著)

もう、これは悪魔のレベル

2013年に5代目となったホンダのミニバン「オデッセイ」です。

3代目の全高の低さで驚いただけに4代目以降、少し、見ため、普通になったことを残念がる方も多いって聞きました。

確かに見た目は普通のミニバンです。
他に比べたら低いんですけど。

車幅は、ホンダ「ステップワゴン」の1,695mmに較べて、1,820mmもあり、存在感はバツグンにあります。

流線型のサイドビューも嫌味がなく、スマート。

それもそのはず、低重心はそのままに室内空間アップのために全高が上がっているのですから。

低重心は乗りやすさにも貢献しています。

「オデッセイ」はステップ高、なんと300mm!

これは小さなお子さまや、ご高齢の方の乗り降りの時に重宝します。

「ステップワゴン」が385mm、トヨタ「ヴォクシー/ノア」が360mmなので、かなりステップ高が低いことが分かります。

運転席からの眺めは、どうでしょうか?

トヨタ「アルファード」みたいなアイポイントの高さはありません。

これは好き嫌いの分かれるところでしょうか。
セダンよりちょっと高いのに違和感なければ「オデッセイ」が‘ぴったり’です。

運転席のシートは厚すぎず、正にちょうど良い仕立てです。
サイドのサポートもスポーツセダンばりに‛しっかり’。

しっとり沈み込むタイプじゃないから、やや硬い部類に入るのかな?

小柄な女性にとっては少し大柄なシートかも?

小柄な女性でもアイポイントには問題ないと思うので、是非、一度、ディーラーで確かめてみてくださいね。

内装は400万円クラスと思うと少しシンプルかな、とは思います。

質感が悪いわけじゃないけど、
『高級車に乗ってる!』
と思わせるのは他社のほうが上手な気がします。

内装色が選べないのも残念。

黒一択(2018年10月時点)というのは奥様目線からしたらどうなのでしょうか?

もう少し、お洒落さは欲しいかな。

同じホンダで同価格帯の車で「CR-V」なんかはブラウンレザーなんかが用意されていて雰囲気が出ていますので、そういう選択肢が欲しかったかなぁ、なんて。

でも、レザーにすると、183,600円のオプションになりますので、そこは贅沢は言えないか・・・。

ちなみに本革調のカバーなら77,760円です。
撥水加工されていますので、小さなお子さんがいらっしゃる方は検討してみて♪

 



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セカンドシートが一番のミニバンかも?

ミニバンといえば、セカンドシートが気になりますよね?

たしかに、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」、日産「エルグランド」は贅沢な加飾がされています。

でもシートのサポート力がほどほどにありつつ、リラックスした姿勢をどんな身長・体型の方でも取れてしまうのは「オデッセイ」かなあ。

すみません、、私、「オデッセイ」が好みなので、適当に聞いてくださいね。。

他社のミニバン、特に国産車のミニバンはどれも本当に素敵ですし、レベル高いです。

シートのリクライニングする角度や硬さの好き好きは、みなさんそれぞれだと思うので『へえ。オデッセイも良いんだ?』くらいのお気持ちを持っていただけたら。

他社に較べたら、ふっくらした厚みは余り感じず、硬いほうだと思います。

3列目も凄い!


3列目シートにも手抜きはありません。
それぞれにリクライニング角度が設定できるところなんか凄くないですか?

そりゃあ、2列目には負けますけど、レッグスペースは余裕だし、ヘッドクリアランスはもちろん充分。
中級クラスのセダン後席よりも‘上’だと思います。

また、使用しないときはサイドへの跳ね上げ形式じゃなくて、床下収納が可能。

ずっと使用しないご家族もいらっしゃいますよね?
ほんと、たまーに、の3列目シート。

いいんです♪
普段は床下に居て見えません。
もちろん、フルフラット!

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「ガソリンモデルは買ってはいけないくらい?」

新型「シエンタ」2nd ガソリン/ハイブリッド 170系 2015年‐現行(さおり著)

2列シートと3列シート、どっちを選ぶ?

2015年に発売されて3年、2018年9月にマイナーチェンジが入りました。

ウチでも結構、売れ行きの良いミニバンなので嬉しいかぎり^^。

主な変更点は、

・フロントバンパー、グリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップ
・エクステリア2トーンカラー追加
・<トヨタセーフティセンス>のアップデート
・2列シート仕様車の追加

エクステリアデザイン変更については旧型と並べてみないと分からないくらいです。

 



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2トーンカラーが選べるようになるのは最近のマイチェンの流行です。

CMで2トーンカラーの車に登場されたら、私も「おぉ♪」って思っちゃいます。
安易だけども大正解(?)。

セーフティセンスがどう変わったのかと言うと、<夜間歩行者検知>と<昼間自転車検知>が付いたこと。
自動ブレーキもそれに対応しています。

営業マンが『「クラウン」と同じですよ』なんて言うかもしれませんけど、それはちょっと違います。

「クラウン」は車線逸脱アラームだけに留まらず、ステアリングサポートも付いてきます。
それと、なにより渋滞追従機能のアリ・ナシは大きいかな。。

「シエンタ」もクルーズコントロールは付いていますが、渋滞追従機能は2018年9月のマイナーチェンジの段階では搭載されていません。

走りまで違う?2列シート仕様車

ハイブリッド車はJC08モードが27.2km/Lから28.8km/Lに改められていることからして、何かは変わっているのだとは思いますけど、旧型とマイナーチェンジされた新型で違いは感じられませんでした。

ガソリン車も同じでした。

けれども、それぞれ2列シート仕様車が軽快なのは間違いありません!

だって車両重量こそ同値ですが、車両総重量では何と110kgも違うんです。

1,500ccくらいの普通の車って人一人乗るだけで違いって分かりますよね?
それが約二人分違うわけですから走って違いが分かるのは当然。

ただ、難しいのは最前列の乗車だけで甲乙つけちゃうと、3列シートのほうが安定しているかなぁ。

2列シートは2列目にどなたが座ったら、後ろがフワフワしないので良いんです。

つまり、2列目以降に誰かが座るのなら2列シート仕様車がオススメ。

助手席しか使わないことが多いのなら、3列シート仕様車がオススメ、というさおりの見解です。

逆だったら良いんですけど。。。

そもそもの走りはどうなの?シエンタ

基本的な走りのレベルは「アクア」以上だとは思います。

ライバルのホンダ「フリード」と比べるとどうかなあ、というところ。
カーブが続く道なら「フリード」のほうが酔わない気がします。

高速道路を長距離(往復200km)乗られる方にもホンダ「フリード」かなあ。
ガソリン車・ハイブリッド車、ともにエンジン音がかなり車内に入ってきて、のんびりと家族でドライブという雰囲気ではないですし、
直進安定性も決して悪くはないですが、ライバル車のスズキ「ソリオ」なんかにも一歩譲ります。

ちなみにトヨタには「タンク」という選択肢もありますけど、「タンク」はもっと高速道路が苦手です。

いえ。決して悪くはないのですよ「シエンタ」。

逆にいうと街乗り中心、お子様の保育園や幼稚園の送迎用としてはベストチョイス♪

習い事で遅くなったからちょっと車で、なんていう使い方にも「シエンタ」はとっても似合うと思います。

なぜって、内装のオシャレ度では同価格帯では断然「シエンタ」!
私が自動車営業をやっていなくて、走りなんて‛細かーい’ことを考えない普通の主婦なら「フリード」には見向きもせず、「シエンタ」を旦那様にねだることでしょう(笑)。
あと、結婚していたら、という前提条件を書き忘れていました(汗)。

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「ハイブリッド車とガソリン車で迷っている人への
ちょこっとアドバイス♪」

「TANK タンク/ROOMY ルーミー/THOR トール/JUSTY ジャスティ」2016年~現行 (さおり著)

TANKはホントにbB後継なの?

軽自動車ではちょっと手狭かな?と思う人向け、という意味では一緒だけれどもコンセプトはだいぶ違うトヨタのタンクorルーミーorスバルのジャスティorダイハツトール。

ここでは「タンク」としてご紹介しますね♪

 



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遡ること10年。

bBなんて東京モーターショーのコンセプトカーのときは黄金虫のように輝いていて、何かスピーカーがいっぱいあって「ちょい悪」を目指す人向けだったそうだから、そりゃあ「タンク」は違うわけです。

完全なファミリーカーです

もう、使い勝手は最高です。
ご主人と奥様、そして新しいお子さまが生まれるかも知れない、あるいは小さなお子さまがお一人、いらっしゃるご家庭にはぴったり。

後でご紹介する内装のお写真に写っている牛乳パックなんかはメーカー側の備品に付いていましたから、いかにファミリーを意識しているかが分かります。

500mlペットボトルだけでなく、500ml紙パックも置けちゃうなんて、そうなかなか、ありません。

ちなみに、
・トヨタ「TANK=タンク」(トヨペット・ネッツトヨタで取り扱い)
・トヨタ「ROOMY=ルーミー」(トヨタ自動車・トヨタカローラで取り扱い)
・ダイハツ「THOR=トール」
・スバル「JUSTY=ジャスティ」
すべて同じ車です。

同装備なら同価格ですので、とりあえず、お気に入りのフロントフェイスのお車を見に行ってはいかがでしょう?

値引きについては後ほど書きますね。

3社から売り出されたこの商品、じつはダイハツ製です。
エンジンはダイハツ、ボディもダイハツ。
つまり、全部ダイハツのお車なのです。
さすが、トヨタはダイハツを完全子会社化しただけあって販売したい車種は持っていってしまいます・・・。

そもそも、なぜトヨタは系列全店で取り扱うほど頑張っているのでしょう?

それはスズキ「ソリオ」の存在。

「ソリオ」はワゴンRなどのトール系の軽自動車では手狭になってきたとおっしゃる30代~40代のご家族がよくご購入なさるのです。
しかも、なぜかライバル不在でした。当然、そこに割って入るのがビジネスというもの。

トヨタは子会社であるダイハツに早急に打倒「ソリオ」が可能な車種の投入を命じたそうです。

開発期間も2年足らずしか与えないという無茶振り・・・。

同時期に発売された「CH-R」のような目新しさがないのは仕方ないことでしょう。

 

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それでも、一昔前のコンパクトカーのハンドル感覚とは決別した自然な応答を実現しているのがさすがです。

60度くらい回したあたりから、ちょっと硬くなって「グイッ」と力を入れる必要があるのは玉に瑕。

でも回した角度とタイヤの向きは女性の私でも掴みやすかったので、とても運転しやすいです。ここ、大事です。

後部座席を倒してフラットにしたら広大なスペースが出現。

自転車も一緒に乗れちゃうから、習い事の行きしなは自転車で、帰りはお子さまと自転車をピックアップなんて芸当もできてしまいます。

荷室の床面の低さもポイント

ちょっと重い荷物の積み込みも女性一人でできてしまいます。

ソリオと比較したら、すこしですが、低く出来ていました。

2列目シートを70度も倒せるところも56度の「ソリオ」より上。
お子様が寝てしまったときに重宝しそうな機能です。

こういうところが後発の有利さですね♪

車内も「ソリオ」より広い!

それもそのはず、ソリオの全幅1,625mmより45mmもワイドな1,670mm。

やはり後発だけに見た目の比較では「タンク」かな・・・。

 

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「走りで“ソリオ”と比べたら?」
「衝突軽減ブレーキもダイハツ製」です。

「セレナ」5代目 C27型 2016年-現行(2018年 イーパワー追加)さおり著

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これは!ホントのハイウェイスターかも

2016年に5代目となる“セレナ”を登場させた日産。1991年発売の初代なんか、まだまだ商用バンっぽい感じだったのに立派になったものです。

と、書きつつ、私よりセレナは少し先輩なんですが(汗)。

名前が続いている車は代々、みんなが期待するから評価も厳しめになるし、価格も先代モデルと比較されるから無闇にアップグレードできないし・・・などなど、考えただけでも頭が痛くなることだらけの中、お見事なモデルチェンジです。

ええ。誰にでもオススメしたいくらい、5代目セレナは、さおりの一押し商品なのです!

何よりもミニバンに、ありがちなカーブ時のグラグラが本当に少ないんです。

気になる点といえば、アイドリングストップにならなかったときの振動が少し大きいことくらい。フルハイブリッドではないですが、バッテリー以外の小さなモーターを一つ積んでいる為、アイドリングストップは比較的よく作動しますので、さほど大きな問題ではないかなあ、と。

 



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目線はステップワゴンと同じくらいだと私は思いました。

ノア/ヴォクシーよりは低いです。ハンドル直径は、ライバル車よりも明らかに小さめでスポーティさもあるし、運転していて楽しい♪

もしや、私だけ?と不安になって男性社員に聞いてみたら、みなさん、高評価だったので私の感覚もだいぶん、営業担当っぽくなってきているということでしょう。ほっ。

運転が楽しいだけではありません。

フロントガラスも広くて前方視界良好な上、サンバイザー(フロントガラスの上にぶら下がっているアレです)が一部、網目になっていて、下ろしたままでも信号の青・赤くらいは見えちゃいます。公式ページでもあまり謳ってないですが、これは便利ですよ。

nissan_fifth_serena-02あと、2列目だけじゃなくて、3列目にもUSBソケットが装備されていたり、キャップレスの給油口(給油ノズルを差し込めば、内側にガチャっと入る蓋が付いています。開閉するドアのイメージ、といったら分かりやすいでしょうか?)のおかげでセルフスタンドでも手が汚れない配慮がなされているなど、細かい気配りも充分。

3列目シートはステップワゴンみたく、床下収納はできません。両サイドに上げるタイプです。

そこは一歩譲ります。


nissan_fifth_serena-03さらにデュアルバックドアっていう名前だけでは「??」なんですけど、二通りの開き方ができるリアゲートを日産も搭載してきました!

ホンダ“ステップワゴン”は上にガバッって開く+α、左3分の1が開く“わくわくゲート”で、セレナは上の窓部分が開く仕様です。

セレナ版のメリットは上だけ開けて荷物をぎりぎりまで載せても落ちてこないから、結構、詰め込めることかな。

”わくわくゲート”のメリットはベビーカーの積み込みが楽々できること!

どちらもガバっと開きのリアゲートより使いやすさを追求した機能ですので、一度、ディーラーさんで見てみてくださいね。

>>>次ページは「半自動運転、プロパイロットは付ける必要あり?」です。

「アルファード/ヴェルファイア」3代目 2015年-現行(2017年マイナーチェンジ)さおり著

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アルファード/ヴェルファイア=ワンルーム♪


見た目の大きさで驚いちゃいけません!

車内の広さは、もはや一部屋といった表現をしたほうがいいでしょう!

2015年にフルモデルチェンジした3代目「アルファード」。

一時期、話題になった東京都知事の枡添要一さんが公私混同で使用していた“あの車”ということでも取り上げられたことも影響したのか(?)大変、好評です。

多くのミニバンは乗り心地が1列目>2列目>3列目と悪くなっていくものですが「アルファード」違います。

2列目も1列目に匹敵する快適さをキープ。

広さでいうと、この2列目が一番、リクライニングできますし、むしろ2列目がVIP席。

3列目も緊急用といった適当な、かったーいシートではありません。

何の問題なく乗車定員7名が長時間、快適に移動できるという、いわば新開発の動くお部屋です。

広いだけではありませんよ♪

かつての「セルシオ」にも奢られたダブルウィッシュボーンを採用しています。

このサスペンションはコストは嵩むんだけど、車体をフラットに保つのには一役も二役も買ってくれる優れものです。

少々、重量が増すのが玉に瑕だったのが、技術の進歩により軽減してきたというのは嬉しいニュース。

「アルファード」は乗り心地もセダンに迫る快適さを身につけているわけですね。

よく「クラウン」(2012年~2018年モデル)よりも乗り心地がいい!
と、書かれた記事を拝見しますが、それは、ちょっと待って。

2018年~のフルTNGA「クラウン」は
>>>こちら

ミニバンの中では凄く良いし、私はこれで充分だと思います。

でも、車高があるっていうのはカーブの時のグラグラにつながるし、縦長の鉄板は、そのグラグラを抑えるのが得意ではありません。

同じ大きさなら、小さな箱を組み合わせたセダンやSUVなどより、大きな箱一つのミニバンが剛性に劣るのは仕方ないんです。

最高のミニバンだからこそ分かってしまう欠点もあります。

 

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そう。高速道路のカーブには、ちょっと弱いっ(汗)。

でも、本気で「クラウン」と較べると、っていうレベルなのは本当に凄いです。
だってクラウン3台分くらいの広さがアルファードにはありますもん。

alphard_thrid_02女の私としては、改良してほしい点があるとすれば、後ろの開口部かなあ。

ガバッ!と上にしか開きません。

背も高いだけに一度、開くと下ろすときに小柄な女性は大変かも。駐車時も後ろにスペース開けて停めないといけないなど、多少の配慮が必要になります。

ホンダ「ステップワゴン」はわくわくゲートがあるし、日産「セレナ」も上部の窓部分だけ開けられるデュアルバックドアを用意しています。

各社『ちょっと開き 又は 全部開き』の二段構えになってきているので、ガバッ!とだけドアはこれから古くなっていきそうです。


あと3列目のシートは立派すぎて折りたたむのが少し重いし「ステップワゴン」や「オデッセイ」みたいに床下収納できないのも残念なポイントです。

でもね・・・それだけ3列目を疎かにしていない証拠でもあるので許してもいいかな、、と思います。

外観はフロントグリルが印象的。

上記画像は初期モデルですが、後期ではフロントグリルの□が正方形に近くなり、立体感は控えめに、陰影を付けて少しお上品に(?)なりました。

押し出しの強いデザインは好き嫌いの分かれるところですが、車のことを少しでも知っている人には「あの人、アルファードに乗っているんだ」と羨ましがられること請け合いです。

サイドビューは逆に落ち着いた品のある雰囲気で、私は横からの「アルファード」大好きです。

次ページは>>> 「私のオススメグレードについて♪」です。

「ステップワゴン」5代目 RP系 2015年-現行(さおり著)

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20~30代のお若いご夫婦に♪ステップワゴン♪

王道ノアやヴォクシーを常に脅かせているホンダのファミリーカー、「ステップワゴン」が、ようやく中古車として弊社にも入ってきましたので試乗レポートです。

 



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私以外、営業は男子ばっかりなので車の話しになると、まずエンジンの出来・不出来について熱く語っておられるのですが、今回はファミリーカーの試乗記ということで私が書くことにしました。

だって、エンジンの力や音より買物に便利かどうか、とか、運転しやすいか、とか、ガソリン代は掛からないの?とかが、大事ですよね?

あと、他の似たようなミニバンより「ステップワゴン」って、やっぱりいいの??っていう疑問にも私なりに書いてみようと思いますのでよろしくお願いします。

奥様へのオススメポイント

それは”わくわくゲート”です。
一番後ろのドアって、普通、上にしか開かないですよね?

スーパーで車輪止めまでバックして、いざ開けようとしたら、あらら・・・後ろにドアが突っかえちゃった・・・なんてことありませんでしたか?

stepwgn5-02

そんな、悩みにお応えする“わくわくゲート”、ドアが分割されていて左側の半分だけ横にパカっって開くのです(表現が下手でごめんなさい。家のドアみたいなイメージですっ!)。

これが実はすごい優れものでベビーカーの積み下ろしも出来るくらい開口部が広いのです。

いちいちドアも上までビョーンと跳ねあがらないので、小柄な女性でも安心できます。

もう一つ、オススメポイント。
それは2列目シートが動かしやすい!

2列目シートって意外と前に後ろに動かしたりしないですか?
そんな方に朗報です。


「何?この軽さ?」というくらい力入らずで「前にサーッ。後ろにサーッ」とレールの上を移動します。

力いらず、といえば、3列目シートの収納も楽チンです。
店頭でご覧になるときは是非、ご確認くださいね。

ワンタッチで床下に入っちゃいます。女性でも片手で押し込めるくらい。

あとミルクグラスパールというクリームがかったグリーンがとっても柔らかい印象の色でステップワゴンがもっと素敵に見えます。展示車や試乗車には、たぶんないでしょうから色見本で一回、見てみてくださいね。↓↓↓こんな感じの色です。

そうなんです。

このステップワゴン、女性にもとても優しい作りになっていますし、カップホルダーとかも良いところにあるし、何だか住めそう!な一台です。

ノアやヴォクシーより良いの?

じゃあ、トヨタ「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」の強敵を差し置いてもオススメかというと、私個人の思いとしては「はい!」です。

でも、敵はトヨタ。

リセールバリュー強いんです。ステップワゴンはホンダの中ではトップクラスのリセールバリューですけど、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」よりは下がるかな、と思います。

特に3年でお乗換えをご検討の方には悩みどころですね・・・。

ちなみに走った感じもとても良かったですよ♪

「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」より視点が低いので、今までセダンや背の高くない軽自動車を運転していた方でも自然に運転できます。

視界も良好!

逆に他社のミニバンに慣れてらっしゃる方は視点が下がることで視界が狭く感じるかも。

個人差もあるので、ぜひ試乗でチェックしてみてくださいね。

次のページは>>>「家族みんなで乗っても大丈夫?」です。

「フリード」2nd GB5/6/7/8型 2016年-現行(さおり著)

freed02-01

フリード。ご覧ください!このおっきなフロントガラス

「ちょうどいい」
外国人のちょっと変なアクセントが可愛いCMが印象的なフリードが8年ぶりにフルモデルチェンジして2代目になりました。

ウチではハイブリッドとガソリンが6:4で売れています。

 



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この2代目「フリード」が発売された時点で、ステップワゴンにはハイブリッドの設定がなくて、フリードのハイブリッドとステップワゴンが、ほぼ同価格帯に位置してしまうという、売っている私からすると何とも困ったちゃんな事態なのですが、迷われた方はだいたいフリードを購入されます。

そのわけ、やっぱり運転のしやすさ、というのがあるのではないでしょうか?

まず、フロントガラスの広いこと広いこと。

Aピラー(フロントガラスと窓の間にある死角を作る棒みたいなところ)も細いし、三角窓もこしらえてあって、曲がるときはほんっとに安心なのです。

ハンドルも重くないし、かといって手ごたえのないわけじゃないのがgood。
狭い道もスイスイ走れます。

じつは全幅はステップワゴンと同じでも、全長は40cmも短いのです。
そりゃあ、扱いやすいはずですよね♪

運転にちょっと自信のない女性にも自信を持ってオススメできます。

エンジンの音はわりと車内に入ってきます。音はちょっとザラザラした感じ?
トヨタ「シエンタ」のほうが静粛性は高いかなぁ。

あと、ハイブリッド車でブレーキ踏んだときのギクシャクは、かなり大きいです。
強めにブレーキを踏んだときは、わりと素直に止まるんですけど、軽くブレーキを踏んで滑らかに止まりたいなー、って思ったら回生ブレーキ(止まる力を利用してモーターにパワーをチャージすることです)のせいでグラッ、グラッと揺れることがあります。

このへんの制御はトヨタにはまだまだ追いついていない気がします。

燃費もハイブリッドとガソリンモデルは10km/Lの差があるわけじゃないし、素直に走れるガソリンモデルを、さおりはオススメしますっ!

価格も約400,000円違いますし。
ガソリン150円だとしたら、1年で1万キロ走っても15年走らないと元が取れない計算です。

次ページは>>>「フリード+も見逃せないわけ」です。