2018年-2019年 自動車を購入するならいつがいいのか?

車を買うなら何月?

これは3月で間違いありません。
つまり2019年3月がベストです。

 



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ほとんどのディーラーが3月決算です。

しかし、3月にディーラーで注文すれば良いわけではなく、3月に登録を済ませる必要があるので、納車までの時間を逆算して考えないといけません。

特別なボディカラーが欲しい、とか、サンルーフは絶対、などのこだわりがある方なら受注生産になりますので、2018年内に動かなければなりません。

とにかく安く車を買いたい方の狙いは在庫車。

在庫車というと響きは悪いですが、だいたい人気色、人気グレードを取り揃えているのでリセールバリューも良い商品です。

では3月末に交渉しに行けば良いのかというと、そうでもありません。

車庫証明を取るのに1週間みておかなければいけないのです。

在庫車狙いだとしても3月20日にはディーラーに行くようにしましょう。

このへんの日になると営業マンは殺気立っており、
『今日決めてくれるなら…』
と、とんでもない条件を出してきたりします。

もちろん、あなたは、
『えー?!今日の今日は無理っっしょ』
という態度を10分くらい続けて、
『もう一声あれば、契約しても良いけど』
と、さらに10万円くらいの値引きを迫りましょう。

まあ、大概、通ります。

通らなかったら帰りましょう。

翌日、電話かかってきて、
『10万円は無理ですが、8万円なら…』
とか何とか言ってくるはずです。

おそらく、その条件が限界なので、納得すれば契約となります。

最後にガソリン満タンを迫ったらOKだったケースも目立ちますので、ぜひ要求してみてください。

最悪、半タン(満タンの半分)なら飲んでくれるでしょう。

2019年には消費税10%に

先延ばしにされ続けてきた消費税ですが、2019年10月、ついに10%に増税される模様です。

当然、みなさん増税前に自動車を買っておこう、ということになります。

ですので、2019年の夏以降は自動車ディーラーは盛況でしょう。

需給バランスが崩れ、値引きも‛やや’厳しくなるかもしれません。

‛やや’と書いたのは、ライバルディーラーもまた売り時なので、お互い‛うかうか’していられないからです。

とはいえ、2019年2月~3月購入時とは比較にならないでしょう。

当サイトでは、できるだけ値引き可能額も紹介していますので、よかったら試乗記もご覧くださいませ。

 

 

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〇その他、豆知識ご紹介

グレードによってタイヤサイズが違う?!
その選び方入門は>>>こちら

 


意外な落とし穴がある
残価設定ローンについては>>>こちら

オプションご紹介「クラウン」13代目 200系 2008-2012年(さおり著)

キーインテグレードウォッチ

私がまだ入社したての頃、
「200系クラウンでオプションの時計付きのないですかね?」という電話を受け、
「ハイ!オプションじゃなくて全部、付いていますよ♪デジタルです」
なんて返答をしてしまったのは忘れもしない失態・・・。

そーなんです。
なんと200系クラウンにはロイヤル/アスリート/ハイブリッドすべてのシリーズにオプションの腕時計が用意されていました。
機能は腕時計にスマートキーがプラスされたもの。
デザインはシリーズ統一です。
価格は64,050円(税込)。

意外と安くないですか?
映画007シリーズでピアース・ブロスナン演じるジェームズ・ボンドがBMWを携帯電話で鍵の開閉をしたり、“ミッションインポッシブル:フォールアウト”の「M5」ではアイ・パッド状のもので遠隔操作したりするシーンに憧れる男子なら絶対‘買い’だったと思うんですけどねー。
日常品にそういう機能が付いている意外性に私は‘グッ’と来ちゃいます。

ただ、ほとんど出回っていないのが残念・・・。
200系「クラウン」はかなり扱ってきましたが、1台あったきりでした。
しかも、ウチの担当が、その腕時計狙いで入札したらしいので、確率からすると1%~くらいなんじゃないかな、と。

何度かお問合せいただいているので、みなさん気になるオプションなのに、新車購入のときは鳴かず飛ばずだったよう。。

14代目「クラウン」からはオプションカタログから外れていました・・・。

 

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トヨタプレミアムサウンドシステム

目印は前席シートの両肩あたりに膨らんだ左右のスピーカーです。

こちらもロイヤル/アスリート/ハイブリッドすべてに対してオプション設定がありました。

でも、ロイヤルとアスリートに付けた方はほとんど、いらっしゃらなかったようです。

つまり、200系中古車狙いで音に拘りのある方は否が応でもハイブリッド一択ということに・・・。

やっぱり、お金がある方はハイブリッドを買っていたということでしょうか。

とはいえ、標準10スピーカーですし、スピーカーの質も他のトヨタ車より2ランクくらい上ですので、普通は標準10スピーカーで構わないと思いますよ♪

オプションじゃないけど、変わったボディカラー

ド肝を抜かれたのがアスリートの緑。
なんでしょう、これわ・・・。

深緑というより、‘ドスミドリ’(?)。
カタログ写真から既に並々ならぬ異様さが伝わってきます。
こんな色は見たことがない!というくらい独特のカラーリングです。

結局、何台売れたんでしょう?

当時から在籍していた男性社員もみなさん、見たことがないって・・・・。

あ。一人、見たことがあるっていう先輩は東京のトヨタ‘メガウェブ’の展示だけですって!

もしかして数十台レベルでしか売れなかった、とか?
クラウン史上、一番、売れなかったカラーかもしれません?!
希少すぎて、街で見かけたら幸せになれる車です♪

○関連記事

今、思えば良い車です。
トヨタがよくやった失敗車か?
200系「クラウンアスリート/ロイヤル」の試乗記は
>>>こちら

 

暴走度ではクラウン史上群を抜く
200系「クラウンハイブリッド」の試乗記は
>>>こちら

2017年 大阪モーターショー 美人コンパニオン編②(さおり著)

好評だった試乗コーナー♪

じつは名古屋モーターショーでは、フェラーリやランボルギーニの助手席試乗ができる企画がありました。
あ。でも5,000円(チケット代込)もする上、抽選・・・。
弊社スタッフも3人応募したそうですけど、全滅していました。

 



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私が伺った大阪モーターショーでは無料で誰でも参加できる試乗コーナーが♪

トヨタ「ハイラックス」
日産「日産リーフ」
ホンダ「ステップワゴン SPADA HYBRID」
三菱「アウトランダーPHEV」
ダイハツ「コペン」
スズキ「スイフトスポーツ」
ボルボ「XC60」
プジョー「PEUGEOT 5008」
シトロエン「CITROËN C3」
スバル「レヴォーグ / WRX S4」

ただし、スバルさんだけは助手席で高速試乗という、ありがた迷惑(?)な試み。

案の定、最後まで枠が余っていたのは「レヴォーグ」でした。

そりゃそうだっ!
みんな、ハンドル握りたいですもんね。

では、次に人気がなかったのは、どこのメーカー?

それは、ホンダです。

だって「ステップワゴン」ですよ?

たしかに良い商品ですけど、こういうとこで出すなら発売されたばっかの「シビック」でしょ??

あと、人気なかったのは「アウトランダー」「コペン」あたり。

え?なんで、人気のあった車種は分からないのかって?
それは、私さおりが試乗コーナーに気付いたのが昼頃で、もう既に受付終了間近だったから・・・。

並んでいるうちに「アウトランダー」と「コペン」が消え、最後に「レヴォーグ」と「ステップワゴン」の一騎打ちになっているのを、この目で見てしまいました。。

しかも、私の目前で「レヴォーグ」もなくなっちゃうという・・・。トホホ。

まあ、そんな話はともかく、ともかく。

撮影させていただいたコンパニオンさんです。

最後のコンパニオンさんは、お客様の希望に応えて色々ポーズを決めてくれていたので、2枚ご紹介。

あ。あと、自慢なんですけど!

「写真撮ってもいいですか?」って聞かれてしまいました(笑)。

「私、来場者なんです」
と、返答してしまって、しかも恥ずかしくて逃げてしまいました。

何か悪かったかなぁ。。

2017年 大阪モーターショー 美人コンパニオン編①(さおり著)

12月10日 インテックス大阪

関西出張の折に、第10回大阪モーターショーにお邪魔しました。

キャッチコピーは
『クルマがクルマを超える日 進化と深化の物語』。

なんか聞いたことのあるような文言ですし、深化っていう造語は最近、普通に語られるのも気になります。
もう少し、捻りが欲しかったですね^^。

ま。文句いうのは簡単。
私も考えてみました。

『超クルマ!!2017』

『ショーにあってショーにあらずなモーターショウ2017』

『ほんまもんはちゃうでぇ~2017』

ダメだこりゃ(笑)。

すみません。『クルマがクルマを超える日』でお願いします。

来場者

12月8日(金)~12月11日(月)までの4日間だけの開催で来場者は285,039名!

日別でいうと、
8 日金曜日は42,889名
9 日土曜日は81,315名
10日日曜日は118,819名
11日月曜日は42,016名。

天気は各日、概ね晴れor曇りで、特に風が強い日もなかったので、やっぱり週末力は凄いですね!

若者の自動車離れが進んでいると言われていますけど、若い方も大勢いらしていましたよ。

ううん・・・ということはコンセプトカーには興味あるけど、市販車に興味がないってことなのかな?
それか高すぎる、、とか。

何か年々、販売価格は上がっていますもんね。
そのせいで割引率を上げないと買ってもらえないので、直接、お客様に販売する私たちも大変です。

コンパニオンさんで一番美人は誰??

皆さん、お綺麗でした。
間近で拝見すると、お化粧が濃い目ですけど、写真うつりを考えた絶妙な乗りなんだなぁ、と感心。

メーカーのマークを手で作ってくれたり、パンフレットを手に微笑してくれたり、

『女性の方は写真はごめんなさい』と、断られたり(なんで笑)。

色々、楽しかった一日でした。



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マルチステージハイブリッドシステムを分かりやすくご説明 2018年版

マルチステージハイブリッドシステムって何?

「LC500h」に初搭載の「マルチステージハイブリッドシステムの説明が分からない」と、自動車愛好家の中で話題です。



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THS-ⅡからⅢと呼び名を変えるわけではなく、マルチステージとは何なのか?

検索された方も多いのではないかと思います。
自動車評論家が「マルチステージハイブリッドとは、こうです。分かりますか?」と書いていますが、じつは開発者とごく一部の関係者以外は分かっていないのです。

なぜならトヨタが詳細を伏せているからです。
そこには特許技術が絡む何かがあるのでしょう。
一部、申請したものの承認されていない部品があるなど、の理由が考えられます。

マルチステージハイブリッドシステムについて、現在、明らかに分かっていることは‘ひとつ’。

・ハイブリッドシステムが多段化される。

これまで長きに渡り「プリウス」などに採用されてきたTHS-ⅡというハイブリッドシステムはエンジンこそCVTですが、モーター動力に関してはギアでいうと1段でした。
低速に合わせてセッティングすれば、高速性能が芳しくなく、高速に合わせれば、低速トルクが落ち、燃費も低下します。

「プリウス」などほとんどの車種は当然ながら前者のセッティング。

高速道路での追い越しでは必要充分以上ではないのは仕方がないというのが実情でした。

日本ではさほど不満に思う場面はなくとも、海外では特に高級車は高速道路でこそ最高のパフォーマンスを求められるというもの。

 



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レクサスLS600hとGS450hにはマルチ~に先駆けて2段ギアが搭載されていますが、これが倍の4段になり、さらにエンジンとの連携もよりスムースにセッティングされるという非常に興味深いシステムです。

自転車でいうと、マウンテンバイクなどに採用されている3×6の18段ギアのように前後のギアを調節しながら最適な状況を作り出すのでしょう。

言うのは簡単ですが、片やエンジン、片やモーターの動力をコンピュータで瞬時にベストにするのは極めて困難な開発だったと思います。

ちなみに「LC500h」の<マルチステージハイブリッドシステム>は、エンジンのCVTと併せて、仮想10速AT以上の快適性を‘もたらす’ことが可能だそうです。

THS-Ⅲと呼ばない所以は、コストが掛かり、すぐには300万円前後のハイブリッドカーには搭載できないから、と思われます。

「THS-Ⅲ、出てますけど、あなたの検討している車は安いのでTHS-Ⅱのままです」とは、トヨタの営業マンに言わせられないですから。

また、その恩恵は主に高速走行時に受けられることも高級車のみに搭載されるであろう理由の一つです。
実際、「LC500h」の低速時はTHS-Ⅱとの明確な違いは感じませんでした。

TNGAの完成が2021年と言うのであれば、そこに併せてトヨタのハイブリッドカーは全て<マルチステージハイブリッドシステム>、あるいは、それ以上のシステムが搭載されるのでしょうか?

時代の流れは、ここ数年、さらに早くなりそうです。

 

〇マルチステージハイブリッド搭載車の試乗記です。

レクサス「LS500h」エグゼクティブ
試乗記は>>>こちら

 

「クラウン」Gエグゼクティブ
試乗記>>>こちら

 

レクサス「LC500h」
試乗記>>>こちら

 

残価設定クレジットで車を買おうかと思うんだけど・・・。(さおり著)

欲しい車が一括で買えないとき、営業マンが薦めてくるアレ

ローンで自動車購入される方、増えています。
一口にローンと言っても最近はいろいろ種類があって、どれが得なんだか分からなくなっている方も多いのではないでしょうか?

キャッチコピーも大げさなのでいえば「くるま、あげます!」なんてのがあって、驚きます。
ううん・・・これって誇大広告というか、嘘ですよね。もう少し、節度があってほしいです。

その「くるま、あげます!」ローンとかも、そうなんですが、近年、人気になっている<残価設定ローン>と、いわゆる<普通ローン>の、どちらにしようか迷ってらっしゃるためのレポートを今回は書こうと思います。

まず、はっきり言えるのは<残価設定ローン>のほうが、私たち販売する側にはメリットが大きいということです。むやみに<残価設定ローン>を薦めてくる販売員には注意しましょう。

<残価設定ローン>について

最初に3年ないし5年後の残価=買取価格が決められます(3年だとおよそ半額)。
たとえば、3年だと車両価格の半額分を返済後、設定された規定内(走行50,000km以内、修復歴を作らない、など)であれば、

1.もう一度<残価設定ローン>を組む。
2.商品(車)を返却する。
3.一括で買い取る。
4.残価=買取価格に上乗せして、新車購入する。

という主に4つの選択肢があります。
>>>下に続きます。



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通常ローンとの違い

かりに<残価設定ローン>を組むとしても、上記4.を想定していない限り、<通常ローン>のほうが、得であるケースがほとんどです。

1.の場合、<残価設定ローン>のほうが金利が高いことが多いです。

2.の場合、残価に対しての金利を払った上に商品は手元になくなってしまうのは・・・。

3.の場合、頭金はないけど、数年後にまとまったお金が入る予定がある特殊な環境の方にはお薦めですけど、2.と同じく残価=買取価格に対して金利を払うのはもったいないです。

ここで、覚えておいてほしいのは<残価設定ローン>は設定された残価=買取価格にも金利が発生するということです!

4.の場合は交渉次第で残価=買取価格の大幅な上乗せが可能ですので、かなり、お安く新車購入できると考えてOKです♪
販売側も数年後に、また新車を買ってもらえて、ローン会社から手数料ももらえて、かなり、ありがたいお客様ですので色々サービスも良くなると思います。

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どんな場合に<残価設定ローン>を組むべき?

これは、ずばり「頭金の有る、無し」です。
頭金が車両本体価格の1/3以上、ご用意できた方は迷わず通常ローンをご選択ください。
1/3以下の方は<残価設定ローン>も検討していただけたら、と思います。

通常ローンでも「月々たったの10,000円でウチの車のオーナーに!」という広告をよくよく見たら、半年に一度のボーナス支払額が月々支払額の10倍以上だった・・・なんて落とし穴も、よくあるので、気をつけてください。
ボーナス支払い無しの見積書、一括購入の見積書も、ぜひ一緒にもらって、ご検討くださいね♪

自動車販売員の、さおりでした。

2017年「アクア」vs「ノート e-power=イーパワー」その他、ライバルたち

「アクア」と「ノート e-power=イーパワー」の比較

長きに渡り「コンパクトカー+ハイブリッド」という独自の分野を切り開き、月販台数1位をほしいままにしてきた「アクア」に天敵が現れたのが2016年11月。
なんと、32年ぶりに日産が月販台数1位を奪取してしまうという大波乱が起きます。

それもそのはず、、
なんといっても後部座席の居住性のアドバンテージがかなり大きいのです。
日産のディーラーにはライバルの「アクア」をわざわざ展示する店舗もあるほど。
「アクア」では後部座席で30分以上のドライブは厳しいですが、「ノート e-power=イーパワー」ならロングドライブでも苦痛ではありません。

つまり、ファミリーユースが可能か否かという問題になり、販売台数に直結したのです。
チャイルドシート使用時の~3歳までのお子さまくらいしか「アクア」の後部座席に乗せられないでしょう。

乗り心地に関しても、正直、申し上げまして「アクア」より「ノート e-power」のほうが快適性は高いです。万人受けするのは明らかに「ノート e-power」のほうでしょう。
しかし、硬めのサスペンション、硬めのハンドルフィールを持つ「アクア」を好むドライバーもきっといらっしゃるはずです。
かなりスポーティな味付けの「アクア」は、お一人で運転する機会が多いなら選択肢から外すわけにはいきません。
>>>下に続きます。



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また、熟成されたハイブリッドシステムを持つ「アクア」が昔ながらのガソリン単体モデル同様のフィーリングであるのに対し「ノート e-power=イーパワー」のシステムは唐突にエンジン回転数が上がる状況があり、まだまだ不自然さが残ります。

日産「ノート e-power」の試乗記は>>>こちら

「ヴィッツ・ハイブリッド」という意外な刺客

「ノート e-power」の発売を事前にキャッチしたトヨタは「アクア」の大幅なマイナーチェンジではなく、同じトヨタ車である「ヴィッツ」にハイブリッドシステムを搭載し「アクア」との2枚看板で「ノート e-power」に対抗していきます。

「ヴィッツ・ハイブリッド」もまた「アクア」と同じハイブリッドシステム(1.5Lエンジン+モーター)を搭載していることから、ガソリンエンジンのような自然なドライブフィールを持っており、見逃せません。
しかも価格でいうと「アクア」より、およそ100,000円ほど安く設定されています(ただし、後発の「ヴィッツ・ハイブリッド」のほうが値引き額は小さいです)。
>>>下に続きます。



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「アクア」に比べ「ヴィッツ・ハイブリッド」のほうがフロントガラスが立っているため、運転のし易さで「アクア」を凌駕しているのも好印象です。

次ページは>>>「ライバル車の部門別評価(加速力、内装の質感、e.t.c…」です。

自分の車に最適なタイヤサイズは?(さおり著)

分かりやすいタイヤサイズ選び

新車購入の際、オプションも決まって、ボディーカラーも決まって、さあ!!、と思ったらタイヤサイズだけ決まってなかったってことありませんか?
それとか、見た目、大きなのがカッコいいから大きめのサイズにしちゃったよ、みたいな。

タイヤサイズって市販されているものの主流は14~20。
単位はinch=インチです。
では、どこを指すのかというと黒いタイヤの内径。
つまりホイールの直径のサイズのことです。

さて、そのサイズで一体、何が変わるのかというと一番、分かりやすいのは低速~中速(60km/hくらい)の乗り心地です。


インチアップすると、硬い乗り味になり、運転手は「この車、キビキビ動くなあ。ハンドルのレスポンスも最高!」と感じるのですが、助手席・後部座席に乗っている人たちは、乗り心地が悪くなった、と感じます。
道路の継ぎ目や凹凸がダイレクトに体に伝わってくるからです。
>>>下に続きます。



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ホイールが大きくなったぶん、空気が入る幅が狭くなりますのでクッション力が低下するわけです。これ、想像以上に大きな差ですから、ご購入の際には気をつけてくださいね。

運転手と、同乗者の感じ方には大きく差が出ますので要注意です。
ディーラーで用意された試乗車の多くはインチアップされた大きなタイヤを履いているのは、見た目をスポーティだと魅せることと、運転者に「いい車」と思わせるためなのです。

タイヤサイズを上げる(大きくする)と、タイヤの買い替え時に驚くことがあります・・・。
もう、めちゃくちゃ高いんです。
1インチアップすると、4本でだいたい15,000円~高くなるイメージでしょうか。

サイズアップする意味ってないの?

ここまでは、大きなサイズのデメリットを多く書いてきましたけれども、カッコいい以外にももちろんメリットがあります。

一つは上に書いたとおり、運転していて楽しくなることです♪
ハンドル操作に対しての自動車の挙動が明らかに速まります。
車自体に芯が通ったような感覚すらあるでしょう。

もう一つの大きなメリットは高速道路での安定感が増すこと!です。
タイヤって高速になると結構、形って丸⇒楕円に変わっちゃうのです。
ちょっとだけなんですけどね。
インチアップすると、空気が少ない分、変形も少なくて済み、それが安定感につながる、というわけです。
>>>下に続きます。



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逆に空気がたくさん入っている、ホイールが小さいタイヤは、どうしても上下動が出てしまうんですよね・・・。
わずかとはいえ、高速道路で長距離を走ると、疲労につながることもあるようです。

自動車評論家が、大きめサイズのタイヤに好評価を与えるのは、試乗で高速道路やサーキットを中心に走るからですね♪

まとめ

高速道路での移動が多い方は大きいサイズの恩恵を受けられるけど、小さいサイズだからといって高速道路でしかも(たった?)80km/hくらいで走るぶんには影響はほとんどないかなあ、っていうのが私の考えです。

補足:
国産車も昔は15インチが主流の車種も、現在は17インチ~18インチ!
最近は大きなサイズが流行していますので、メーカーで用意された小さいほうを選択するのは決して間違いではないと思いますよ!

試乗車アップは買いなの? 試乗車を買うメリット デメリット(さおり著)

試乗車が売りに出されていたっ!!さあ、どうする?

自動車をご購入する(ほとんど)誰もが直面する予算の問題。

「安く買いたい。けど、予算が・・・ううん、グレードを下げるか中古車にするかなあ」
なんて思ったこと、私と同じ給料の方なら必ず、一度は思ったハズ・・。

はい。

今回はそんなときにディーラーで「試乗車のアップなら、かなりお安くできますよ!」という営業マンの誘いがあったときに備えて、心の片隅で覚えておいてほしいことを書きますね。


 



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試乗車って何か色んな人が乗ってるからちょっと・・・と、敬遠してしまいがちな方もいらっしゃるでしょうが、メリットもたくさんあるんです。

たしかに、たくさんのお客様が乗ってきた試乗車ですけれど、みなさん、意外と(?)丁寧に運転してくださるので、状態は悪くないんですよ。

エンジンオイルも必要以上に交換していますし。

そんな試乗車の一番のオススメポイントはやっぱり、オプションが充実していること!

マンションギャラリーでもそうですけど、ちょっと無駄でもオプション攻撃(?)されたら、なぜだか魅力的に見えてくるものですよね。

車の世界も同じで、そんな錯覚心理を利用してオプション満載なのが試乗車なんです。

ヘッドランプがLEDだったり、ハンドルが本革だったり、衝突軽減ブレーキが装備されていたり、おまけオマケのオンパレードです。

そして、最上級グレードであることも、しばしば。

それでいて、注文車と比較すると2割以上は、お安くなっているでしょうから、心が揺らぎますよね^^。

マイチェン(マイナーチェンジ)直前疑惑

ここからは、ちょっと気をつけていただきたいことを書きますね。 まずは、「マイチェン直前疑惑」です。

フルモデルチェンジの前はネットや雑誌で情報が出回るのに、マイチェンはいつの間に?ということも多い自動車業界。

営業マンは「私たちのほうも、まだメーカーから何も聞いてなくて・・・」なんて言いますけど、もうすぐマイナーチェンジだろうな、っていうのは割と正確に分かるものなのです。

そう。

だから、試乗車を売ってしまおう、となっている場合も多いんです。

発売されてから、2年くらい経っているなら気をつけて。

特に最近は国内メーカーでは、マツダさんがマイナーチェンジの鬼なので注意が必要です。

欧州メーカーなら、要注意はメルセデスベンツ。

フロントマスクが、がらりと変わってしまうマイナーチェンジも多いので危険度高めです。

まだある試乗車アップの落とし穴?

何でも第一印象って大事です。

お客様に少しでも気に入ってもらえるよう、屋外展示車や試乗車って毎日、洗車しているんですよ。

と、いうことは、です。

洗車キズは、わりと付いているかも知れません。

私たちの店舗ではウォーターガンを一通り、吹き付けてその後、拭き取り作業をするので、比較的、洗車キズは残りにくいと思います。

でも、たまに洗車マシンを通すだけのお店だったり、バケツでサッと水かけて、あと拭き取るだけみたいなところもあります。

こういうお店だと、洗車キズが残りやすいので、試乗車をご覧になるときは、できれば、直射日光が当たらない暗い場所でライトを照らして確認してみたいものですね♪

 

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試乗車アップでも値引きはOK

試乗車は新車見積もりと比較すると、とても安いし、一台限りだからとプレッシャーも掛けられちゃうもの。そんなとき、慌ててハンコを押さないでください。

たしかに売れたらお仕舞いですから、当日中に契約するのもアリ。

それでも「あと、○○万円安かったら、今日、契約します」と言えば、結構、応じてくれるものです。

営業をしてみて、分かったのですけど、契約ってお店にとっても営業マン(ウーマン?)にとっても、すっごく大事で、喉から千手観音ばりに手が出そうなくらいですから。。

あれこれ見て回ってて、こんがらがっていたら、「2,3日だけ保留させてください」と無理を言っちゃえばいいのです。

家に帰って落ち着くと、「あれ?あの時は焦っていたけど、やっぱりA社の試乗車よりB社の新車のほうが欲しい」と、考えがあることも、よくあるので慎重に♪

その際、断りの電話だけ入れていただけると助かります。

以上、試乗車アップの購入の際、気をつけていただきたいことでした。

さおり

新型NSXに<ホンダセンシング>が設定されないのはなぜ?予算不足?

スーパースポーツなのに衝突軽減(自動)ブレーキが設定されないのはなぜ?

ふと疑問に感じたことはないでしょうか?
超高級車であるスーパースポーツに案外、衝突軽減ブレーキが設定されていないのは、なぜなのか?と。

特に2017年発売のNSXに<ホンダ・センシング>が搭載されないことに違和感を覚えた方も多いはず。
かくいう僕もそうでした。

「やはりスピードを追求した車なので、きっと重量増を嫌ったのだろう」
なんとなく、そう結論づけていましたが・・・。
>>>下に続きます。



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ところが、メーカーのコメントを見て重量増が理由ではないことを知り、驚きました。
「2代目NSXは低すぎるのです」

全高1,215mm、最低地上高110mmは確かに低いですが、衝突軽減ブレーキと、どういう因果関係があるのでしょうか?

ホンダの採用する衝突軽減ブレーキシステム<ホンダ・センシング>はミリ派レーダーと単眼カメラを合わせたものです。
答えは、レーダーにありました。

「ミリ派レーダーは車体の極めて低い位置に取り付けるため、最低地上高が低いスーパースポーツ“NSX”に取り付けるのは非常に難しい」とのこと。
つまり、先行車の下をミリ派レーダーがすり抜けてしまう恐れがあるのです。

元々、ミリ派レーダーセンサーは大量生産される車両をベースに角度や周波数を設定し、各車両ごとに調整を行なうため、NSXのような極端に形状の異なる車両に搭載するならば一から設定し直さなくてはなりません。予算も時間も掛かります。

車高が低いのも衝突軽減ブレーキにとって不利。
カメラはフロントガラスの高い位置に付けるからです。

これらの難関を突破するのには莫大なコストが掛かる上に、レジェンド、アコード、ステップワゴン、オデッセイe.t.c…に劣る能力しか発揮できなければ、非難はされど「それでもよくやってくれた」と、労いの声など期待できない上に、予算を上乗せしたぶんの売り上げ増もまた期待薄でしょう。

上記の理由が重なり、衝突軽減ブレーキ<ホンダ・センシング>の採用は見送られた、とのこと。

衝突軽減ブレーキが設定されている意外なクルマとは?

>>>下に続きます。



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難関を乗り越えて搭載にこぎつけているのが、全高1,290mmの<メルセデス AMG GT>。
その他のメルセデスに搭載される衝突軽減ブレーキの半分近くにまで能力は落ちるそうですが『搭載した』という英断には拍手を送りたいです。

日産GT-Rは比較的車高が高い(1,370mm)のに、2017年モデルへの搭載も無し。
「GT-Rの特性上・・・」と、メーカーは言葉を濁しますが、日産は先行車の下をレーダーがすり抜けて先々行車両を検知する技術を持っているので、是非、2018年モデルには衝突軽減ブレーキの搭載を検討してほしいものです。