スズキ「ワゴンR スティングレー」6代目 2017年-現行 MH35S/55S さおり著

走りの良さ。違いを求めるならスティングレー


まず、見た目!
これまでになかったデザインってそれだけで素敵ですよね♪
また、この6代目ワゴンRに、今回のフロントマスクはとてもよく似合っていると思います。

内装の赤いラインもポイント。シートにもレッドがあしらわれるので、ノーマルモデルとは一味違った雰囲気を味わえます。

ノーマル「ワゴンR」のレポートもあります。
>>>こちら

グレードLについて

これはノーマル「ワゴンR」の“FA”と全く同じ乗り心地。
諸元表も同じですので、外観の違いだけです。
FAが1,078,920円~に対して、スティングレイLは1,293,840円~。
20万円以上の差がありますが、

・LEDヘッドライト
・スマートキー
・電動格納ミラー
・14インチアルミホイール
・ステアリングオーディオスイッチ

などが標準装備。
オプションで付けると20万円以上は確実なので、見た目にこだわる方なら、スティングレイLも悪くありませんよ♪



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Hybrid”X”に乗ってみて

こちらはノーマル「ワゴンR」の“Hybrid FX/FZ”と全く同じ乗り味です。
装備はノーマルでは最上級グレードFZとほぼ同じ装備+ヘッドアップディスプレイと本革巻ハンドルが付いてきます。
1,488,240円~という価格はFZより約8万円高い設定。

なんか、ちょっとずつ高くなります。。
スティングレイは見た目点が高いから欲しい方はHybrid”X”もアリかなあ。

ほんと、男子受けしそうなデザインですよね♪

ちなみに、このマイルドハイブリッドのモーターアシストはもしかしたら自動車業界で一番、スムースなサポートをしてくれる優れものなのですが、一つ、気になる点が・・・。
それはサポート時間!

最大30秒間なんです(ちっちゃい声)。

試乗では「お。すごいじゃん」と思っても、高速走行が続く場面では普通の軽自動車になってしまうので、ほんと、街乗りで発進~停車を繰り返す走行向けのシステムです。
ご検討中の方はお気をつけて!

そんなときに頼りになるのがHYBRID T

Tはもちろん、ターボの“T”(ですよね?)。
モーターの出力こそ他のハイブリッドモデルと同値ですけど、エンジンがこんなに違う?!

「HYBRID T」以外のすべてのモデル
・エンジン最大出力
38kW<52PS>/6,500r.p.m
・エンジン最大トルク
60N・m<6.1kg・m>/4,000r.p.m

「HYBRID T」
・エンジン最大出力
47kW<64PS>/6,000r.p.m
・エンジン最大トルク
98N・m<10.0kg・m>/3,000r.p.m

数値でご覧のとおり、特に最大トルクの差が1.5倍以上っていうのはちょっと反則?というくらいターボの恩恵を受けています。
実際、走ってみるとパワー不足は、まったく感じない仕上がりです!

ただ・・・車両本体価格 1,658,880円(2WD)

スティングレイのXグレードとTグレードは衝突軽減ブレーキが標準装備とはいえ、この価格は高いかなぁ。

価格を考えると、エンジン音が車内に響きますし、乗り心地は良いとはお世辞にも言えません。
>>>下に続きます。

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ううん。。スズキの軽は乗り心地は全体的にちょっと粗いかな。
「ハスラー」もそうですけど、後部座席が特に跳ねちゃう印象はあります。

でも、この「スティングレイ」、そんな悪いところも吹き飛ぶくらい見た目カッコいいので、許しちゃおうかな、というのが私の結論です。

追伸….最小回転半径が他のモデルより20cm大きくなって4.6mですけど、運転していて特に大回りしちゃう感覚はありませんよ♪

次ページは>>>「スティングレイの値引きはどれくらい?」です。