「最終セルシオ」30系 2000-2006年 後編(さおり著)

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~セルシオ後編~柔らかいのに、ふんわりしない乗り心地

速いのは当たり前として、セルシオの良いとこは何といっても、その乗り心地!

その通りだと思います。

おっしゃる通り、10mでも、この車が凄いのが分かります。

曲がると、もっと分かるんです。

直線だと雲の上を走っている感じなのに、曲がるときにフニャフニャしないんです。
高速道路での安定感も抜群に、本当に、良いです。


故障で入庫したのは改造した、お車ばかりだったことを思えば、もう製造中止から年月が経っているのに凄い車ですよね。

アメリカで売れに売れたのに、どうして日本では評判よくなかったりするのかな?

売れなかったわけじゃないみたいだけど、私たち日本人は日本の商品に自信を持ってもいいのにな、と時折、思います。

ごめんなさい。偉そうに。

ちなみに、このページの画像は後期型。

ヘッドライトの形が違うでしょ?

前期型は少し丸っこくて可愛くて、後期型は精悍な顔つきです。

その他、前期と後期ではトランスミッションが5速から6速に進化しているそうです。

うぅ。私はどちらも納車したことがあるのに、運転していて気づかなかったです。
男性スタッフに聞いてみたら、
「6速になっていると知っていたら分かるかな」
「微妙だが分かる」
「ぜんっぜん分からん」
という三者三様の答えでした。
ご参考になれば。

 

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♪さおりから一言♪

これからセルシオの中古車購入をお考えの方へ
『最後のセルシオを購入なさるならエアサスペンションのC仕様をお薦めします。
セルシオのエアーを体験すると他の車に乗れない、、というくらい素晴らしいですよ!

横で上司が運転していても寝てしまった私が言うのだから、嘘じゃないです(笑)。
もう値落ちもそんなにしないくらいお安くなっています。

残念なことに状態の良い商品は年々減少していっているので、迷っておられるなら是非、今どうぞ。

少し中古価格がお高くなりますが
エアサスV8だったマジェスタの試乗記は

>>>こちら

□直哉の追伸□
エアサスが壊れるという話をよくネットで見かけますが、特に故障が多いとは思いません。ただ、ローダウンした個体が2度ほど修理のため、入庫したことがあるので、エアサスを社外品に変更した個体は購入する際、ご注意ください。

価格表(2000年8月発売当初)
A仕様5,400,000円
A仕様 eRバージョン5,650,000円
B仕様5,900,000円
B仕様 eRバージョン6,000,000円
C仕様6,150,000円
C仕様 インテリアセレクション6,650,000円
C仕様 F-package6,950,000円
C仕様 F-pkgインテリアセレクション7,300,000円

点数表(5点満点)○

総合評価 5点
リセール価値 ※※※
故障のしにくさ 4.5点
部品の安さ 2.5点

 

主なスペック○
エンジン:V型8気筒 DOHC 4,292cc
最高出力(ネット値):206kW(280PS)/5,600r.p.m
トランスミッション:<5 Super ECT >⇒<6 Super ECT >(2003年8月以降モデル)
タンク容量:84L
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10.15モード:8.2km/L⇒8.9km/L (2003年8月以降モデル)
全長4,995mm 全幅1,830mm 全高1,470mm