これは!ホントのハイウェイスターかも
2016年に5代目となる“セレナ”を登場させた日産。1991年発売の初代なんか、まだまだ商用バンっぽい感じだったのに立派になったものです。
と、書きつつ、私よりセレナは少し先輩なんですが(汗)。
名前が続いている車は代々、みんなが期待するから評価も厳しめになるし、価格も先代モデルと比較されるから無闇にアップグレードできないし・・・などなど、考えただけでも頭が痛くなることだらけの中、お見事なモデルチェンジです。
ええ。誰にでもオススメしたいくらい、5代目セレナは、さおりの一押し商品なのです!
何よりもミニバンに、ありがちなカーブ時のグラグラが本当に少ないんです。
気になる点といえば、アイドリングストップにならなかったときの振動が少し大きいことくらい。フルハイブリッドではないですが、バッテリー以外の小さなモーターを一つ積んでいる為、アイドリングストップは比較的よく作動しますので、さほど大きな問題ではないかなあ、と。
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目線はステップワゴンと同じくらいだと私は思いました。
ノア/ヴォクシーよりは低いです。ハンドル直径は、ライバル車よりも明らかに小さめでスポーティさもあるし、運転していて楽しい♪
もしや、私だけ?と不安になって男性社員に聞いてみたら、みなさん、高評価だったので私の感覚もだいぶん、営業担当っぽくなってきているということでしょう。ほっ。
運転が楽しいだけではありません。
フロントガラスも広くて前方視界良好な上、サンバイザー(フロントガラスの上にぶら下がっているアレです)が一部、網目になっていて、下ろしたままでも信号の青・赤くらいは見えちゃいます。公式ページでもあまり謳ってないですが、これは便利ですよ。
あと、2列目だけじゃなくて、3列目にもUSBソケットが装備されていたり、キャップレスの給油口(給油ノズルを差し込めば、内側にガチャっと入る蓋が付いています。開閉するドアのイメージ、といったら分かりやすいでしょうか?)のおかげでセルフスタンドでも手が汚れない配慮がなされているなど、細かい気配りも充分。
3列目シートはステップワゴンみたく、床下収納はできません。両サイドに上げるタイプです。
そこは一歩譲ります。
さらにデュアルバックドアっていう名前だけでは「??」なんですけど、二通りの開き方ができるリアゲートを日産も搭載してきました!
ホンダ“ステップワゴン”は上にガバッって開く+α、左3分の1が開く“わくわくゲート”で、セレナは上の窓部分が開く仕様です。
セレナ版のメリットは上だけ開けて荷物をぎりぎりまで載せても落ちてこないから、結構、詰め込めることかな。
”わくわくゲート”のメリットはベビーカーの積み込みが楽々できること!
どちらもガバっと開きのリアゲートより使いやすさを追求した機能ですので、一度、ディーラーさんで見てみてくださいね。
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