「セレナ」5代目 C27型 2016年-現行(2018年 イーパワー追加)さおり著

プロパイロットは必要?

かんたんに機能を簡単に申しあげますと、

・緊急ブレーキ(エマージェンシーブレーキ)は車だけでなく、歩行者や自転車にも反応。
・速度設定をしたら、自動で加減速。
・さらに高速時は単一車線限定ですが、ハンドル操作も♪

というオプションです。

 



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スバルさんの“アイサイト version3”と較べると加減速が緩やかなので「おいおい~大丈夫なの??」と、最初、不安になるような感覚はありません。

約150,000円というオプション価格ですが、特に渋滞での走行が多い方や、高速道路を延々走らないと実家に帰れないご主人には強ーい味方になってくれるので要検討オプションと言えるでしょう。

現在、おそらく今後も時折、プロパイロット搭載の特別仕様車を期間限定で出してくると思いますので、新古車・中古車狙いの方にはそちらをオススメ(2017年3月末受注分までプロパイロットエディション発売中)。

ただ、プロパイロットについては弱点を感じたので書いておきますね。

・速度設定中、交差点で先に赤で止まっている車がいる場合は間違いなく止まってくれるのですが、当然、いない場合はブレーキを踏まないといけないです。

また、先行車が黄信号でギリギリ交差点通過した場合も当たり前かも知れませんが、ご自分でブレーキを踏まないといけません。

つまり、信号の多いいわゆる普通の街乗りでは、あまり真価を発揮できません

・白線認識カメラは雨、ものすごい快晴の日は苦手です。わりとすぐ「運転手さん、もうダメ」って襷(たすき)を渡されます。

以上、2点です。

緊急自動ブレーキは、プロパイロットを付けなくても標準装備ですので、支払総額を抑えたい方、他のオプションに魅力を感じている方は、選ばないのも“手”だと思います。

プロパイロットは、高速ロングドライブor渋滞ノロノロ運転には役に立ちそうなので、購入者様の使い方によって、よーく見極めてくださいね!

フロントマスクはノーマル・ハイウェイスター・ライダーの3タイプ。

この内、ハイウェイスターはとっても洗練されたデザインで、画像にあるワインレッドのツートーンも選べるし、とっても良い感じなのです。

事実、ハイウェイスター、ウチでは飛ぶ鳥落とす勢いです(←あれ?使い方ちがうかな。。)。

「ミニバンなんてどれも同じような乗り心地じゃ?」と、疑ってらっしゃる方、是非、日産のディーラーで試乗してみてください。

下に価格表・諸元表もございますので、よかったら参考にしていただけたら♪

nissan_fifth_serena-04○点数表(5点満点)

総合評価 4.5点
リセール価値 3.8点
故障のしにくさ ?点
部品の安さ 3.5点

価格表
B2,316,600円
X2,489,400円
ハイウェイスター2,678,400円
ハイウェイスター プロパイロットエディション2,916,000円
ハイウェイスターG3,011,040円
ライダー2,949,480円
ライダー プロパイロットエディション3.095.280円

主要諸元表(ハイウェイスター)
全長4,770mm
全幅1,740mm
全高1,865mm
ホイールベース2,860mm
エンジン種類直列4気筒DOHC筒内直接噴射
トランスミッションエクストロニックCVT(無段変速機)
総排気量1.997cc
エンジン最高出力110kW[150PS]/6,000r.p.m
エンジン最大トルク200N.m(20.4kgf-m)4,400r.p.m
モーター最高出力1.9kW(2.6PS)
モーター最大トルク48N.m(4.9kgf-m)
車両重量1,650kg~1,700kg
乗車定員8名
最小回転半径5.5~5.7m
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
JC08モード16.6~17.2km/L