ボディは大きくても運転はしやすい!
一目見て、ボディの大きさに驚きました。
また、一回り大きくなってる?
運転できるかな?
不安は結構、あったんですけど、見切りも悪くない上、やっぱり見晴らしが良いのは気持ちがいいし、運転もしやすいですね!
私は162cmなんですけど、ハンドルの下に顔が隠れちゃうことなく、ちゃんとドライビングポジションの設定もできました。
160cm~の方なら問題ないんじゃないかな、と思います。
ご主人が「RX」欲しいけど、奥様にはどうしても運転できない・・・なんていうお車じゃないんで、ご安心ください。
「LX」サイズになると、横幅はもちろん、全長がありすぎて、ちょっとした出入り口でのハンドル操作にも気を使うのに対して、こちら「RX」は‘ぎりぎり’とはいえ、許容範囲といえます。
「NX」との価格差はエントリーモデルで4,280,000円と、4,950,000円だから、670,000円。
でも、それだけの違いはあると思います。
いくつか書き出してみます。
・後部座席の、もてなし度が高い!
(‘versionL’はリクライニングが電動)
・高速道路での安定感はやっぱり「RX」♪
・左右の揺れが少ない!
1点目の後部座席の‘もてなし度’というのは単純に広いというだけでなく、電動リクライニングだったり、シートの厚みだったり。
意外とクロスオーバー系の車種は後部座席の作りが甘くて、乗り心地が前方座席より明らかに悪かったりするのですけど、「RX」なら後部座席に大切なお子さまを乗せられますよ♪
乗り降りも3歳~なら一人で、できそう。
4歳~なら面白そうに登ると思います。
後部座席の乗り心地、という点ではマツダ KF系「CX-5」(2017年~モデル)もなかなか頑張っていますが、さすがに高額な商品だけあって「RX」はさらにその上をいってます。
ちなみにマツダ KE系「CX-5」(2012年-2016年)は後部座席の揺れは、KF系とは較べられないほど悪いので、中古車ご検討の方は要注意です。
さて、2点目の高速道路での安定感、これは全長4,890mm 横幅1,895mmの巨体なら期待しちゃうところです。
その期待に応えているのが「RX」。
セダンやクーペと違い、全高1,710mmもある車体がカーブで‘ふらつかない’し、たとえば明石大橋の上での風に煽られる感覚もなく、運転できちゃうのはさすがです。
面積も広いわけですから、当然、風切り音の対策も大変なはず。
そこは、流線型のボディ形状に助けられてか、先代よりむしろ静かになっています。
3点目の左右の揺れに関しては、「NX」が段差を乗り越えたときなどに少しだけ感じていたのが、こちら「RX」では解消されていたから、私なりに高ポイントです。
ただ、「RX」は重量もありますから、ハンディなしに比較するのは他車種が可哀相かな、という気もします。
では、その重量に果たして2,000ccターボは対応できているのでしょうか?
このターボエンジン、トヨタ「クラウンアスリート」やレクサス「IS」 レクサス「GS」にも積まれていますけど、言うまでもなく「RX」は最重量・・・。
“version L”になると、車両重量1,930kg。
2名乗車でも軽く2tを超えてきます。
さて。
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出だしから、スムースな「RX200t=300」
‘アクセルレスポンス’と言うのでしょうか。
軽く‘ふっ’と踏んだときの出だしは非常にスムースです。
ハンドルも車体の大きさを感じさせない軽さに設定されています。
他のレクサス車と似ていて、切り始めは、アンダーステア気味。
でも、この「RX」でサーキットを爆走なんてことはないですから、ちょうどいい硬さ、そして遊びだと思います。
“F-SPORT”の設定もありますが、ステアリングの感じはそんなに変わらないです。
サスペンションは、それなりに固められていて、ドライバー目線で言うと、買いは“F-SPORT”のほうかな^^。
ただ、高速道路の継ぎ目とかでは
「どんっ。どんっ。どむっ!」
って、いちいち腰に衝撃がきちゃうのは、ちょっと・・・。
憎いことに運転していると気にならないレベルなんです。
とはいえ、ファミリーカーとしてお考えの場合はノーマルな「RX」をお薦めいたします。
次ページは>>>
「200t の悪いところもご紹介」です。
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すこし‘非力さ’は感じてしまう。。
初速~低速では、スムースな2,000cc ターボエンジン。
正直、試乗するとき、これ一台だけなら‘アリ’だと判断して、ご購入なさっても後悔なさいません。
大人3名くらいで一般道を流すだけなら、加速力に特段、不満があるわけじゃないし。
ううん・・・何か欠点を挙げるとしたら、やっぱり‘音’かなあ。
これだけ大きな車に乗っていると、なぜだか、静けさを求めてしまう私が間違っているのかもしれないですけど、余裕な感じは、一般道ではしなかったです。
たとえば、先代の「RX270」と較べたら、エンジンの回転数は20%以上、頑張っている感じがします。
そして、それが聞こえます。
音質もちょっと‘ざらざら’。
そうなると、心配なのが高速走行。
でも、そこはさすがは重量級です。
ある程度、スピードに乗ってきたら、慣性の法則のおかげで2tのメリットが出始めます。
エンジンの負担も少なくなるのでしょう。
快適に移動できちゃいます。
安定感は前ページでお伝えしたとおり。
ブレーキは時速100kmくらいなら、急停車も難なくこなします。
特にブレることなく、普通に急停止できるのは、じつは凄い実力かも。
低速~中速(時速20km~60km)の加速時に気になったザラザラしたエンジン音も、風切り音やロードノイズでかき消されるし、ボディ剛性はとっても高いので安心感高しっ!
トヨタ「アルファード」のような高級ミニバンより、さらに上質な乗り心地といえるのではないでしょうか。
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デザインもフロントからリヤ周りまで角角で統一されて、完成されていると思います。
完成されているからこそ、2012年~の20系「GS」のような、
「ビッグマイナーチェンジで変わりすぎ~(泣)」
なんてことはなさそう^^。
欲しい方は‘待ち’ではなく、‘買い’だと思いますよ♪
下に450hと併せて価格表もあります。
よかったらご覧くださいね。
別物感も‘アリ’?
試乗記・レビューは
>>>こちら
○20系 レクサス「RX300=200t」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫
総合評価 | 普通 |
運転楽しい度 | 普通 |
後席居住性 | 非常に良い |
リセール価値 | 非常に良い+α |
故障のしにくさ | 非常に良い |
部品の安さ | 普通 |
20系レクサス「RX300(200t)/450h」税込価格表 |
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---|---|
RX300 | 4.950,000円 |
RX300(AWD) | 5,210,000円 |
RX300"F SPORT" | 5,790,000円 |
RX300"F SPORT"(AWD) | 6,050,000円 |
RX300"version L" | 5,950,000円 |
RX300"version L"(AWD) | 6.210,000円 |
RX450h | 6,025,000円 |
RX450h(AWD) | 6,285,000円 |
RX450h"F SPORT" | 7,165,000円 |
RX450h"F SPORT"(AWD) | 7,425,000円 |
RX450h"version L" | 7.025,000円 |
RX450h"version L"(AWD) | 7,285,000円 |
レクサス20系「RX300(200t)」主要諸元表 ()内はAWD |
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全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,710mm |
ホイールベース | 2,790mm |
最小回転半径 | 5.9m |
車両重量 | 1,890kg~(1.970kg~) |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCターボ |
トランスミッション | 6 Super ECT |
総排気量 | 1,998cc |
エンジン最高出力 | 175kW[238PS]/4,800-5,600r.p.m |
エンジン最大トルク | 350N.m(35.7kgf-m)/1,650-4,000r.p.m |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
JC08モード | 11.8km/L(11.4km~) |
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