「RX450h」 20系/20型 2015年-現行(さおり著)

先代10系「RX」との比較から

先代の「RX450h」(新車当時、税込価格6,590,000円)にはエアサスペンション仕様が“version L”に設定があり、これが素晴らしかったんです。

あの、エアサス仕様が消えたのは残念・・・。
エアサスペンションがお好きで、レクサスSUVをお探しなら「LX」を選択するしかなくなりました。

ついでもう少し、先代(10系)2009年~2015年のお話を。

450hの他に「RX350」「RX270」の3本立てでした。

270って今はもう・・・なエンジン。

それでも、海外輸出用に仕入れるときは「RX270」って一番、高く売れるから、そこそこ安かったら絶対に落札する商品なんですよ♪

あと、人気はトヨタ「ランドクルーザー プラド」

日本車は海外では大人気なのです^^。
じゃあ、本家「ランドクルーザー」は?と、お思いでしょう。

じつは、本家さんは日本国内でも、値下がりしにくいので、安く落札できないことが多いです。
トホホ・・・。

さてさて、「RX450h」、先代と現行モデルのスペック比較です。
 

 

先代(10系)「RX450h」(2WD FFモデル)
5,590,000円(税込)~

V型6気筒:3,456cc+モーター
全長×全幅×全長:4,770mm×1,885mm×1,690mm
ホイールベース:2,740mm
最低地上高:175mm
最小回転半径:5.7m
車両重量:2,040kg
エンジン最高出力:183kW(249PS)/6,000r.p.m
エンジン最大トルク:317N・m(32.3kgf・m)4,800r.p.m
モーター最大出力:123kW(167PS)
モーター最大トルク:335N・m(34.2kgf・m)
JC08モード:17.4km/L

 

現行(20系)「RX450h」(2WD FFモデル)
6,025,000円(税込)~

V型6気筒:3,456cc+モーター
全長×全幅×全長:4,890mm×1,895mm×1,710mm
ホイールベース:2,790mm
最低地上高:200mm
最小回転半径:5.9m
車両重量:2,030kg
エンジン最高出力:193kW(262PS)/6,000r.p.m
エンジン最大トルク:335N・m(34.2kgf・m)4,600r.p.m
モーター最大出力:123kW(167PS)
モーター最大トルク:335N・m(34.2kgf・m)
JC08モード:18.8km/L

 

スポンサーリンク



 

 

大型化されたにも拘わらず、わずかながら軽量化しています。
大型化と言いつつ、背丈は低くなっている新型が多い中、この「RX」は背も高くなっていて、最低地上高も上がっています。

空気抵抗は、寝かせたフロントガラスで挽回したそう。

たしかに先代からすぐに乗り換えると、寝ちゃったフロントガラスの視野の狭さがちょっと気になりますけど、運転しにくいなぁ、というほどでもありません。

ううん・・・それより幅1,895mmというのと、最小回転半径5.9m(あの「LX」と同じ)というのは、運転得意でない私には少々、難しい問題。

「RX200t=300」について、書かせてもらったときは「LX」に乗った後だったから、かなり前向きな(?)発言をしてしまったけど、「RX」で路地とか入るのは怖くてムリかなあ。

対向車来たら、端に寄せ切れないような気がします。

まあ、そんなことより加速してナンボ(←使い方あってる?)の450hです。

アクセルを踏んだら、「GS450h」のような怒涛系なのかと申しますと・・・。

案外、‘タメ’があって、その後、力強く加速するって感じなので、「Gだぁ、G、かかってるぅ」がお好きな方には不向きだと思います。

「GS450h」と違って、爆走派じゃないけど、車体のブレもなく、安心してハンドルを握っていられる「RX450h」でした。

とくに高速道路では疲れしらずです!

<レクサスセーフティセンス+>が標準装備だというのは、もとより、やっぱり力に余裕のある車に乗る安心感というのは他に変えられないものですね。

ハイブリッドなので、静かですし、2,000ccターボにある微振動のネガは450hでは、払拭されています。

本当に疲れません。
SUVで長旅をするなら、欧州車と比較しても、私の中では一番です。

次ページは>>>
「リセール価値の高いカラー、グレードは?」です。