アルファード/ヴェルファイア=ワンルーム♪
見た目の大きさで驚いちゃいけません!
車内の広さは、もはや一部屋といった表現をしたほうがいいでしょう!
2015年にフルモデルチェンジした3代目「アルファード」。
一時期、話題になった東京都知事の枡添要一さんが公私混同で使用していた“あの車”ということでも取り上げられたことも影響したのか(?)大変、好評です。
多くのミニバンは乗り心地が1列目>2列目>3列目と悪くなっていくものですが「アルファード」違います。
2列目も1列目に匹敵する快適さをキープ。
広さでいうと、この2列目が一番、リクライニングできますし、むしろ2列目がVIP席。
3列目も緊急用といった適当な、かったーいシートではありません。
何の問題なく乗車定員7名が長時間、快適に移動できるという、いわば新開発の動くお部屋です。
広いだけではありませんよ♪
かつての「セルシオ」にも奢られたダブルウィッシュボーンを採用しています。
このサスペンションはコストは嵩むんだけど、車体をフラットに保つのには一役も二役も買ってくれる優れものです。
少々、重量が増すのが玉に瑕だったのが、技術の進歩により軽減してきたというのは嬉しいニュース。
「アルファード」は乗り心地もセダンに迫る快適さを身につけているわけですね。
よく「クラウン」(2012年~2018年モデル)よりも乗り心地がいい!
と、書かれた記事を拝見しますが、それは、ちょっと待って。
2018年~のフルTNGA「クラウン」は
>>>こちら
ミニバンの中では凄く良いし、私はこれで充分だと思います。
でも、車高があるっていうのはカーブの時のグラグラにつながるし、縦長の鉄板は、そのグラグラを抑えるのが得意ではありません。
同じ大きさなら、小さな箱を組み合わせたセダンやSUVなどより、大きな箱一つのミニバンが剛性に劣るのは仕方ないんです。
最高のミニバンだからこそ分かってしまう欠点もあります。
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そう。高速道路のカーブには、ちょっと弱いっ(汗)。
でも、本気で「クラウン」と較べると、っていうレベルなのは本当に凄いです。
だってクラウン3台分くらいの広さがアルファードにはありますもん。
ガバッ!と上にしか開きません。
背も高いだけに一度、開くと下ろすときに小柄な女性は大変かも。駐車時も後ろにスペース開けて停めないといけないなど、多少の配慮が必要になります。
ホンダ「ステップワゴン」はわくわくゲートがあるし、日産「セレナ」も上部の窓部分だけ開けられるデュアルバックドアを用意しています。
各社『ちょっと開き 又は 全部開き』の二段構えになってきているので、ガバッ!とだけドアはこれから古くなっていきそうです。
あと3列目のシートは立派すぎて折りたたむのが少し重いし「ステップワゴン」や「オデッセイ」みたいに床下収納できないのも残念なポイントです。
でもね・・・それだけ3列目を疎かにしていない証拠でもあるので許してもいいかな、、と思います。
外観はフロントグリルが印象的。
上記画像は初期モデルですが、後期ではフロントグリルの□が正方形に近くなり、立体感は控えめに、陰影を付けて少しお上品に(?)なりました。
押し出しの強いデザインは好き嫌いの分かれるところですが、車のことを少しでも知っている人には「あの人、アルファードに乗っているんだ」と羨ましがられること請け合いです。
サイドビューは逆に落ち着いた品のある雰囲気で、私は横からの「アルファード」大好きです。
次ページは>>> 「私のオススメグレードについて♪」です。
2,500ccのガソリンモデルがオススメ
じつは3.500ccも用意されている「アルファード」ですが、あまり出回っていないみたいで、私はまだ乗ったことがないんです。ごめんなさい。
売れ筋は、2,500ccのガソリンモデルです。
オススメです。
ハイブリッドとの価格差は約600,000円~700,000円。
カタログ燃費はハイブリッド18.4km/Lに対してガソリン11.4km/Lですが、3代目「アルファード」ハイブリッドはカタログより随分、落ちこみます。
実燃費は市街地中心で、ハイブリッド12km/Lに対してガソリン8km/Lといったところです。
たしかに走り始めのモーターの力は味わえますし、ハイブリッドの荷室も同じスペースが用意されているのは魅力。
でも、価格差が大きいかなあ。
と、いうわけで私のオススメは2,500ccのガソリンモデルの“G”です。
マイナーチェンジで変わったところ
中古車でも大人気の「アルファード」。
2017年の12月25日クリスマスに発表、2018年1月8日に実施されたマイナーチェンジは気になります。
一番のトピックは<トヨタセーフティセンス>が第2世代になったこと。
あとは、フロントマスクのフェイスリフトやリアコンビランプの意匠変更、内装色の変更などです。
なにより<トヨタセーフティセンス>の進化は見逃せません。
・歩行者の夜間検知機能追加
(MC前は昼間検知のみ)
・自転車の昼間検知機能追加
(MC前は検知機能なし)
・レーダークルーズコントロールに<レーントレーシングアシスト>機能追加
(エグゼクティブラウンジ以外はオプション)
最初の二項目は言うまでもなく事故軽減のお助け機能♪
全車標準装備です。
三つ目はちょっと分かりにくいんですけど、高速道路の半自動運転と思っていただいて構いません。
30km/h以上180km/h以下のスピードで好きなスピードに合わせたら「アルファード」が勝手にスピード調整してくれます。
ここまではマイチェン前でも付いています。
2018年モデルは、さらにステアリング支援までっ!
大きなカーブはあくまで支援に留まり『寝ちゃダメですよ』と言ってくれているみたいです。
つまり、大きなカーブでちょっと手を添えるだけで目的地に着いてしまうのです。
すこしのカーブなら走行車線の真ん中をキープしながら「アルファード」がハンドルを切ってくれます。
加減速のタイミング、たとえば割り込みに対する減速、車線変更したときの加速感に不満なんてありません。
メーカーによっては『え?今、急加速しちゃう?』みたいなときがありますけど、第2世代<トヨタセーフティセンス>は凄いです!
なので、~2017年モデルをご購入するなら、すこし頑張って2018年モデルはいかがでしょうか?
女子は運転できるの?
下の画像は、廉価グレードのものです。
すみません。今これしか入庫していなくて・・・。
上級グレードの“G”の7人乗り仕様になると、2列目は肘掛も凄い立派になって包まれたまま運ばれていく感じです。
だから、絶対に8人乗る!という方以外は7人乗りを選んでくださいね。
値引きを、うんと、してくれるディーラーさんなら、乗り出し価格4,000,000円(元々、車両本体価格で3,995,018円)を少し越えるかな、くらいで購入できますよ♪
ヴェルファイアならもっと値引きしてくれるところもあるかも?
ネッツは値引きがんばってくれるので。
※2019年モデルは最大値引き付属品込みで25万円です(2018年10月現在)
【2019年モデルの変更点は中級グレードの安全装備の充実及び全グレード内装の質感アップだと言われています】
そこで問題発生。
このアルファード、全長5,000mmに迫る長さに加えて、幅も1,850mmもあるのです。
よく比較されるクラウン氏(車幅1,800mm)より大きいんです、はい。
じゃあ、大型セダンより運転しにくいかというと、そんなことはありません。
やっぱり箱型の車は四隅がどこにあるのか分かりやすいし、運転すると前の角に座っているので(前にボンネットがない)カーブのときに、どれくらいハンドルを切ればいいのかすぐ分かります。
着座位置も高いので、特に問題はないかなあ、と書きつつ、大きいことは大きいです・・・。
話が元に戻っちゃいますけど、、
と、いうわけで、ちょっと怖くても奥様には是非ぜひ、ご試乗をオススメします。
「いつもの狭い道も案外、平気だわ」と、購入いただいた方もいらっしゃいますし、
逆に「バックでの駐車がモニター見ても不安だから」と他のお車をお選びになったお客様もいらっしゃいます。
運転が上手、下手とかじゃなくて「私にとって運転しやすい安心の一台」見つけてくださいね♪
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〇関連記事ご紹介
ホンダの上級ミニバン「オデッセイ」
ドライブ感覚。
4人までならこっちかな?
試乗記は>>>こちら
○3代目「アルファード」ガソリン評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫
価格対評価 | 良い |
運転楽しい度 | 普通 |
後席居住性 | 非常に良い |
リセール価値 | 非常に良い |
故障のしにくさ | 非常に良い |
部品の安さ | 良い |
○3代目「アルファード」ハイブリッド評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫
価格対評価 | 普通+ |
運転楽しい度 | 普通 |
後席居住性 | 非常に良い+ |
リセール価値 | 非常に良い |
故障のしにくさ | 非常に良い |
部品の安さ | 良い |
価格表(税込) |
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X[2.5L] | 3,448,145円 |
S[2.5L] | 3,537,491円~ |
S“Cパッケージ”[2.5L] | 4,173,709円~ |
G[2.5L] | 3,995,018円~ |
HYBRID X | 4,113,818円~ |
HYBRID G | 4,775,563円 |
HYBRID SR“Cパッケージ” | 5,501,127円 |
HYBRID Executive Lounge | 7,036,691円 |
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2.5L G 主要諸元表 |
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---|---|
全長 | 4,915mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,880mm |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
総排気量 | 2.493cc |
エンジン最高出力 | 134kW[182PS]/6,000r.p.m |
車両重量 | 1,950~1,990kg |
乗車定員 | 7~8名 |
最小回転半径 | 5.8m |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
JC08モード | 11.4km/L |
ハイブリッド G 主要諸元表 |
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---|---|
全長 | 4,915mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,895mm |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
総排気量 | 2.493cc |
エンジン最高出力 | 112kW[152PS]/5,700r.p.m |
モーター最高出力 | 105kW(143PS) |
車両重量 | 2.140kg |
乗車定員 | 7名 |
最小回転半径 | 5.6m |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
JC08モード | 18.4km/L |