2列シートと3列シート、どっちを選ぶ?
2015年に発売されて3年、2018年9月にマイナーチェンジが入りました。
ウチでも結構、売れ行きの良いミニバンなので嬉しいかぎり^^。
主な変更点は、
・フロントバンパー、グリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップ
・エクステリア2トーンカラー追加
・<トヨタセーフティセンス>のアップデート
・2列シート仕様車の追加
エクステリアデザイン変更については旧型と並べてみないと分からないくらいです。
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2トーンカラーが選べるようになるのは最近のマイチェンの流行です。
CMで2トーンカラーの車に登場されたら、私も「おぉ♪」って思っちゃいます。
安易だけども大正解(?)。
セーフティセンスがどう変わったのかと言うと、<夜間歩行者検知>と<昼間自転車検知>が付いたこと。
自動ブレーキもそれに対応しています。
営業マンが『「クラウン」と同じですよ』なんて言うかもしれませんけど、それはちょっと違います。
「クラウン」は車線逸脱アラームだけに留まらず、ステアリングサポートも付いてきます。
それと、なにより渋滞追従機能のアリ・ナシは大きいかな。。
「シエンタ」もクルーズコントロールは付いていますが、渋滞追従機能は2018年9月のマイナーチェンジの段階では搭載されていません。
走りまで違う?2列シート仕様車
ハイブリッド車はJC08モードが27.2km/Lから28.8km/Lに改められていることからして、何かは変わっているのだとは思いますけど、旧型とマイナーチェンジされた新型で違いは感じられませんでした。
ガソリン車も同じでした。
けれども、それぞれ2列シート仕様車が軽快なのは間違いありません!
だって車両重量こそ同値ですが、車両総重量では何と110kgも違うんです。
1,500ccくらいの普通の車って人一人乗るだけで違いって分かりますよね?
それが約二人分違うわけですから走って違いが分かるのは当然。
ただ、難しいのは最前列の乗車だけで甲乙つけちゃうと、3列シートのほうが安定しているかなぁ。
2列シートは2列目にどなたが座ったら、後ろがフワフワしないので良いんです。
つまり、2列目以降に誰かが座るのなら2列シート仕様車がオススメ。
助手席しか使わないことが多いのなら、3列シート仕様車がオススメ、というさおりの見解です。
逆だったら良いんですけど。。。
そもそもの走りはどうなの?シエンタ
基本的な走りのレベルは「アクア」以上だとは思います。
ライバルのホンダ「フリード」と比べるとどうかなあ、というところ。
カーブが続く道なら「フリード」のほうが酔わない気がします。
高速道路を長距離(往復200km)乗られる方にもホンダ「フリード」かなあ。
ガソリン車・ハイブリッド車、ともにエンジン音がかなり車内に入ってきて、のんびりと家族でドライブという雰囲気ではないですし、
直進安定性も決して悪くはないですが、ライバル車のスズキ「ソリオ」なんかにも一歩譲ります。
ちなみにトヨタには「タンク」という選択肢もありますけど、「タンク」はもっと高速道路が苦手です。
いえ。決して悪くはないのですよ「シエンタ」。
逆にいうと街乗り中心、お子様の保育園や幼稚園の送迎用としてはベストチョイス♪
習い事で遅くなったからちょっと車で、なんていう使い方にも「シエンタ」はとっても似合うと思います。
なぜって、内装のオシャレ度では同価格帯では断然「シエンタ」!
私が自動車営業をやっていなくて、走りなんて‛細かーい’ことを考えない普通の主婦なら「フリード」には見向きもせず、「シエンタ」を旦那様にねだることでしょう(笑)。
あと、結婚していたら、という前提条件を書き忘れていました(汗)。
次ページは>>>
「ハイブリッド車とガソリン車で迷っている人への
ちょこっとアドバイス♪」
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ハイブリッド車とガソリン車どっちを買うべきか?
価格差はおよそ36万円です。
Xグレードのガソリン車は割安設定なので、Xグレードのみ価格差は40万円を超えます。
よくお客様がお聞きになるのは、
『何年くらいで元が取れるの?』
じつは「シエンタ」の場合、元は取れません。
ガソリン車の燃費も相当、良いので縮まらないのが一番の理由。
取れそうな年数(年間5,000kmで20年くらい?)を乗るなら、20万円のハイブリッドバッテリーの交換が必要になってくるから、むしろハイブリッド車のほうがお金が掛かってしまうかも?
でも、さおりのオススメはハイブリッドです。
さすがに1,500ccエンジン単体では3名乗車だと、すこし非力感がでます…。
エンジン音もなかなかうるさいです。
ハイブリッド車は高速走行時こそエンジン音が気になりますが、街中ならかなり快適です。
エンジン音が会話を遮ることもないでしょう♪
とはいえ、弊社では8:2でガソリンが人気。
売る立場から『あれいいですよ、こっちのほうがいいですよ』なんて言うのは簡単だけど、ご購入する立場になったら、絶対的な価格というのは本当に大事なんだな、と痛感します。
まだある2列シートと3列シート問題
カタログにはもちろん書いていない大問題が発覚。
それは2列目シート仕様より3列シート仕様車のほうが2列目のリクライニングの角度が大きいこと!
2列仕様は背面リクライニングのときに座面も併せて付いてくるので、ゆったりリラックスして乗るのには向いています。
ちなみに3列仕様車はリクライニングするのは背面だけで座面は固定です。
でも、リラックスしすぎて、2列目でお子様が寝てしまうことってありますよね?
そうだとしたら、よりフラットに近い形状になる3列仕様がオススメ。
ううん…。
2列仕様車にはオットマンも付かないし、ちょっと残念。
荷室を削って、レッグスペースを確保すればオットマン付けられるのにぃ。
まあまあ、さおり。
でもね、200万円そこそこの価格でこんなにオシャレで家族みんなが乗れて立体駐車場にも入って燃費も良くて故障もしない車なんて他にないですよ♪
トヨタ4系列全店で販売しているので、値引きも頑張ってくれます。
付属品をたくさん付けたら値引きは25万円くらいかな?
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〇関連記事ご紹介
ライバル車の大きな弱点は?
ホンダ「フリード」
試乗記は>>>こちら
確実に名車です!でも、
『この車なに?』とか言われちゃう
スズキ「ソリオ」
試乗記は>>>こちら
文中では一蹴してしまいましたが…。
トヨタ・ダイハツ・スバル
「タンク/ルーミー/トール/ジャスティ」
試乗記は>>>こちら
2代目「シエンタ」170系 2018年MCモデル 税込価格表 |
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ファンベースX(ガソリン5名) | 1,776,600円 |
ファンベースX(ハイブリッド5名) | 2,187,000円 |
ファンベースG(ガソリン5名) | 1,980,720円 |
ファンベースG(ハイブリッド5名) | 2,340,360円 |
X(ガソリン7名) | 1,816,560円 |
X(ガソリン6名/4WD) | 1,958,040円 |
X(ハイブリッド7名) | 2,226,960円 |
G(ガソリン7名) | 2,020,680円 |
G(ガソリン6名/4WD) | 2,162,160円 |
G(ハイブリッド7名) | 2,380,320円 |
Gクエロ(ガソリン7名) | 2,172,960円 |
Gクエロ(ガソリン6名/4WD) | 2,314,440円 |
G クエロ(ハイブリッド7名) | 2,532,600円 |
2代目「シエンタ」ガソリン主要諸元表 |
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全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,675mm |
ホイールベース | 2,750mm |
最小回転半径 | 5.2m |
車両重量 | 1,320kg |
乗車定員 | 5名-7名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
トランスミッション | 電気式無段変速機(Super CVT-i) |
総排気量 | 1,496cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
エンジン最高出力 | 80kW[109PS]/6,000r.p.m |
エンジン最大トルク | 136N.m(13.9kgf-m)/4,400r.p.m |
JC08モード | 20.2km/L |
2代目「シエンタ」ハイブリッド主要諸元表 |
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全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,675mm |
ホイールベース | 2,750mm |
最小回転半径 | 5.2m |
車両重量 | 1,380kg |
乗車定員 | 5名-7名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
トランスミッション | 電気式無段変速機(CVT) |
総排気量 | 1,496cc |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
エンジン最高出力 | 54kW[74PS]/4,800r.p.m |
エンジン最大トルク | 111N.m(11.3kgf-m)/3,600-4,400r.p.m |
モーター最高出力 | 45kW(61PS) |
モーター最大トルク | 169N.m(17.2kgf-m) |
動力用主電池 | ニッケル水素電池 |
WLTCモード | 22.8km/L |
WLTC市街地モード | 22.7km/L |
WLTC郊外モード | 23.9km/L |
WLTC高速道路モード | 22.1km/L |
JC08モード | 28.8km/L |