TANKはホントにbB後継なの?
軽自動車ではちょっと手狭かな?と思う人向け、という意味では一緒だけれどもコンセプトはだいぶ違うトヨタのタンクorルーミーorスバルのジャスティorダイハツトール。
ここでは「タンク」としてご紹介しますね♪
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遡ること10年。
bBなんて東京モーターショーのコンセプトカーのときは黄金虫のように輝いていて、何かスピーカーがいっぱいあって「ちょい悪」を目指す人向けだったそうだから、そりゃあ「タンク」は違うわけです。
完全なファミリーカーです。
もう、使い勝手は最高です。
ご主人と奥様、そして新しいお子さまが生まれるかも知れない、あるいは小さなお子さまがお一人、いらっしゃるご家庭にはぴったり。
後でご紹介する内装のお写真に写っている牛乳パックなんかはメーカー側の備品に付いていましたから、いかにファミリーを意識しているかが分かります。
500mlペットボトルだけでなく、500ml紙パックも置けちゃうなんて、そうなかなか、ありません。
ちなみに、
・トヨタ「TANK=タンク」(トヨペット・ネッツトヨタで取り扱い)
・トヨタ「ROOMY=ルーミー」(トヨタ自動車・トヨタカローラで取り扱い)
・ダイハツ「THOR=トール」
・スバル「JUSTY=ジャスティ」
すべて同じ車です。
同装備なら同価格ですので、とりあえず、お気に入りのフロントフェイスのお車を見に行ってはいかがでしょう?
値引きについては後ほど書きますね。
3社から売り出されたこの商品、じつはダイハツ製です。
エンジンはダイハツ、ボディもダイハツ。
つまり、全部ダイハツのお車なのです。
さすが、トヨタはダイハツを完全子会社化しただけあって販売したい車種は持っていってしまいます・・・。
そもそも、なぜトヨタは系列全店で取り扱うほど頑張っているのでしょう?
それはスズキ「ソリオ」の存在。
「ソリオ」はワゴンRなどのトール系の軽自動車では手狭になってきたとおっしゃる30代~40代のご家族がよくご購入なさるのです。
しかも、なぜかライバル不在でした。当然、そこに割って入るのがビジネスというもの。
トヨタは子会社であるダイハツに早急に打倒「ソリオ」が可能な車種の投入を命じたそうです。
開発期間も2年足らずしか与えないという無茶振り・・・。
同時期に発売された「CH-R」のような目新しさがないのは仕方ないことでしょう。
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それでも、一昔前のコンパクトカーのハンドル感覚とは決別した自然な応答を実現しているのがさすがです。
60度くらい回したあたりから、ちょっと硬くなって「グイッ」と力を入れる必要があるのは玉に瑕。
でも回した角度とタイヤの向きは女性の私でも掴みやすかったので、とても運転しやすいです。ここ、大事です。
後部座席を倒してフラットにしたら広大なスペースが出現。
自転車も一緒に乗れちゃうから、習い事の行きしなは自転車で、帰りはお子さまと自転車をピックアップなんて芸当もできてしまいます。
荷室の床面の低さもポイント。
ちょっと重い荷物の積み込みも女性一人でできてしまいます。
ソリオと比較したら、すこしですが、低く出来ていました。
2列目シートを70度も倒せるところも56度の「ソリオ」より上。
お子様が寝てしまったときに重宝しそうな機能です。
こういうところが後発の有利さですね♪
車内も「ソリオ」より広い!
それもそのはず、ソリオの全幅1,625mmより45mmもワイドな1,670mm。
やはり後発だけに見た目の比較では「タンク」かな・・・。
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「走りで“ソリオ”と比べたら?」
「衝突軽減ブレーキもダイハツ製」です。