「インプレッサスポーツ」 2016年~現行 さおり著

排気量より17インチか18インチで好みが分かれちゃう?

2016-2017年のカーオブザイヤーを受賞したインプレッサです。

受賞と聞いて、ディーラーにご覧に行ったお客様も多いのではないでしょうか?
プリウス371点に対し、インプレッサ420点での受賞ですから正に文句なし。
圧勝でした。

ちなみに3位はアウディA4の149点でした。以降、ボルボXC90、ベンツEクラス、アバルト124スパイダー、ジャガーF-PACEと続きます。
後半になってくるとノミネートすら???な車もありますが、大人の事情もあるのでしょうね・・・。

とにかく、このインプレッサ、カッコいいです!

写真とかでみると、細かい陰影がないから派手に見えないという声も聞きます。
でも、実車はすごい洗練されているんです。
マイナーチェンジで、ボンネットに凹凸が付くのかな、と思うとそれすら勿体ないくらい。
特にクォーツブルー・パールは、よく似合ってます(上画像ご参照ください)。

EyeSightも標準装備されて1,600ccモデルだと1,922,400円~という価格設定も嬉しいです。スバルといえば、内装が素っ気無いところ、私は好きになれなかったのですけれども、このインプレッサは派手な演出こそないものの内装の質感が大幅に向上

レヴォーグはもちろん、レガシィよりも高級感があります。
下克上というか、普通に勝っちゃってます(笑)。

乗り心地はかなりタイトです。
特に18インチタイヤはかなり路面のコツコツを拾ってしまうような・・・。
けれども、このインプレッサのボディ剛性の高さを味わえるのもまた18インチ。

17インチだとかなり乗り心地は良くなりますが、車の特徴が少しだけ薄れてしまうかな?
ただ、試乗では18インチタイヤの良さは分かりやすいけど、日常ユース、助手席によく人を乗せる場合は17インチのほうがいいかも。

でも、一人で乗る方には断然、18インチタイヤをオススメいたします。

1,600ccと2,000ccモデル、どっちが良い?レヴォーグと比べてどうなの?

インプレッサには1,600ccモデルと2,000ccモデルが用意されていますが、弊社では8:2で2,000ccモデルのほうが売れています。

たまたま試乗車 兼 販売用に2モデルとも入庫しているので較べると、どうしても2,000ccのパワーに惹かれてしまいますよね^^。
レヴォーグを検討しておられて、レヴォーグを先に試乗された方なんかは、みなさん2,000ccをお選びいただいています。

だって、レヴォーグ1,600ccターボは、インプレッサ2,000ccNA(ノンターボ)と比べたって出力ではレヴォーグ1,600ccターボが勝っていますから。

ただ、自然吸気エンジンって、文字どおり、やっぱり自然です。
急にパワーがモリモリ出てこないところが好きなので、現状だと私は走りでは断然、インプレッサ推しです!

>>>次ページは
「レヴォーグがインプレッサより勝っている点は?」です。



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レヴォーグとの比較あれこれ

内装はインプレッサのほうが上質で、走りも負けていない。価格はというと、インプレッサが安い、となると絶対、インプレッサじゃん?
と、お思いの方にレヴォーグのほうが明らかに勝っているポイントをお教えしちゃいましょう♪

それはパワーです。

パワー感は明らかにレヴォーグがインプレッサを凌ぎます。ターボだから、というのは除いても、です。
だって出だしから違うんですよ。
人によっては過剰とも思えますが、とにかく速さを感じたいのならレヴォーグです。

ハンドルフィールはレヴォーグのほうがシビアな感じ。
かなり敏感です。
対するインプレッサは少し、やさしいです。
昔のトヨタのアンダーステアリングですら嫌いでない私はインプレッサのほうが素直さがあって好きです。

それでも先代からはギア比がクイックに設定されているそうなので、決してアンダーステアの設定ではないです。
当たり前ですが、プリウスよりも敏感ですし、マツダCX-3と比べてもインプレッサのほうがよく曲がります。

そういえば、スバルって水平対抗エンジンっていう独特の機構のエンジンを積んでいて、かつては“ボクサーサウンド”って呼ばれていたそうですが、レヴォーグもインプレッサも違和感なく普通です。

ううん・・・これって“ボクサーサウンド”ファンからしたら寂しいかも。
でも、決してエンジン音がガサツとかいう意味じゃないですよ。

心地よく「あ。回ってる回ってる」っていうのが程良く聞こえてきて、決して、うるさくないですし。
どの回転域でも変な音もしない良質エンジンだと思います。

故障については、スバル車はトヨタ・日産よりも多いと思います。
スバルの採用する水平対抗エンジン、整備士さんによると「ネジが緩みやすい仕組み」だそう。エンジンオイルの漏れなど、点検の度に見つかる個体もありますので、そういうことには寛大な方じゃないと難しいかも・・・。

故障に関してはまだまだトヨタ、次いで日産が少ないですね。

インプレッサ値引き情報

スバルには国産車より欧州車を対抗にしていただいたほうが効果があると思います。以前ですと同価格帯なら、とりあえず、VW「ゴルフ」でしたが、不正問題がありVW社の値引き額が凄いので逆に引いてしまうかも。

私のオススメはベンツ「Aクラス」。
「Aクラスも良かったけど、インプレッサも好き」って言ったりすると営業マンが反応すると思います。

ちなみに弊社では1.6Lモデルで付属品込みで260,000円というのが最大です。

値引きは、レヴォーグのほうが、インプレッサより100,000円~大きいので実質取得価格はグンと縮まります。
レヴォーグがお好きな方は一度、掛け合ってみてくださいね♪

 

トヨタ「ハリアー」
ターボはイチオシ!
試乗記は
>>>こちら

 

マツダ「CX-5」XD も
是非、ご検討ください。
試乗記は
>>>こちら

「CX-5」20S/25S
ガソリンモデルの
試乗記もあります。
>>>こちら

 

○点数表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 良い
運転楽しい度 非常に良い
後席居住性 普通
リセール価値 普通
故障のしにくさ 悪い
部品の安さ 普通

価格表
1.6i-L 2WD1,922,400円
1.6i-L AWD2,138,400円
2.0i-L 2WD2,160,000円
2.0i-L AWD2,376,000円
2.0i-S 2WD2,376,000円
2.0i-S AWD2,592,000円

【 インプレッサ SPORT 1.6i-L EyeSight 】
全長×全幅×全高=4,460mm×1,775mm×1,480mm
ホイールベース=2,670mm
駆動方式=FF/AWD
車両重量=1,300kg/1,360kg
エンジン=1,599cc 水平対向4気筒DOHC
最高出力=85kW(115ps)/6200rpm
最大トルク=148Nm(15.1kg-m)/3600rpm
トランスミッション=リニアトロニック(CVT)
サスペンション=前:ストラット式/後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=前後:205/55R16
最小回転半径=5.3m
使用燃料=無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費=18.2km/L/17.0km/L

【 インプレッサ G4 2.0i-S EyeSight 】
全長×全幅×全高=4,625mm×1,775mm×1,455mm
ホイールベース=2,670mm
駆動方式=FF/AWD
車両重量=1350kg/1400kg
エンジン=1,995cc 水平対向4気筒DOHC・直噴
最高出力=113kW(154ps)/6000rpm
最大トルク=196Nm(20.0kg-m)/4000rpm
トランスミッション=リニアトロニック(CVT)
サスペンション=前:ストラット式/後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=前後:225/40R18
最小回転半径=5.3m
使用燃料=無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費=16.0km/L/15.8km/L



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arukidapon: