「5シリーズ 540i」G30/G31/G32型 (さおり著)

540i 唯一の直列6気筒

直列6気筒は、とうとう1グレードにしか搭載されなくなってしまいました。
しかも、ちょっと手の届かない感のあるプライスタグ。。

ラグジュアリーというグレードで較べたら、「523i」が、7,630,000円(8%消費税時)に対して「540i」が9,720,000円(8%消費税時)!!

 



スポンサーリンク

 

 

完全に7シリーズやベンツSクラス、レクサスLS(この記事を書いた後にモデルチェンジした「LS500」は1,500万円超え!)の価格帯です。

それでも、人によっては無茶な価格も許せちゃうのがBMWの直列6気筒エンジン。

先代は前期「523i」も直列6気筒だったのに、欧州の排ガス規制のせいで、マイナーチェンジで4気筒ターボへ。

えーっ!なんで?!誰もがショックでした。

価格は安くならないし、商品価値は絶対前期モデルのほうが高いという無慈悲さ。。

で。 あの伝説のシルキー6はF10ではモデル末期には「535i」だけになりました。

そして、G30では「540i」だけが6気筒エンジン搭載モデル。
「540i」と言いつつ、3Lターボという。。
さいきん、ほんとややこしい表記です、BMWさん。どうにかしてください。

ほかの5シリーズを寄せ付けないっ!

うわ。やっぱり他のグレードとは違いますよね・・・ってくらい違いますよ、これわ・・。

そりゃあ、シルキーって言われるよぉ、みたいな。

私はトヨタの3,500ccV6も、安定感がすごいし絶対故障しないので、良いエンジンだと思いますが、BMWの直列6気筒エンジンも艶っぽくて良いです。

出来映えとしては、直列6気筒を100点としたら、直列4気筒は60点くらい?

結構、差があると思います。
だって直列4気筒は高速道路では、ちょっとパワー不足だし(BMなのに)音質も決して良くはありません。なんかザラザラした音。

対する「540i」は、直列エンジンなのに、まあ、なんとよく回るエンジンなことでしょう♪

たしかに、かなり高額ですけど、BMWの直列6気筒があれだけ誉めそやされる訳がようやく分かりました。

ほかにはない、唯一無二のフィーリングだというのも高ポイントです^^。

ちなみにアイドリングストップ機能は別に付けなくても・・・と思うんですけど、付いています。

か・な・り・チープなので、こんなの付けなきゃいいのに。
ストップはともかく、ゴーのときのエンジンの掛かり方が凄すぎデス。
シートがブルルって揺れますもん。

あと、メーターが標準でグラフィックになって、昔ながらのアナログメーターを選べなくなったのも悲しい事件。

しかも、そのグラフィックは、はっきり言ってレベル低いです(笑)。

レクサス「GS」を100点とすると、メルセデス「Eクラス」80点、BMW”5シリーズ”60点・・・もないかな、くらい。

こんな感じで、内装も価格からしたら質感は控えめですけど、「540i」をご購入できる方はindividual=インディビデュアルという特注システムを利用してみてもいいかもしれませんよ!

 



スポンサーリンク

 

弊社には数えるほどしか入庫したことがないとはいえ、それはそれは豪華な内装なので忘れるはずもありません。

聞いたところ、外装特別色が50万円前後、内装一式(特別な革シートなど)で150万円前後、ホイール20万円也、、(笑)。

200万円のマイカーを夢見る私としては「・・・」な世界ですが、大幅質感アップ間違いなしです!

しつこく、お金の話で恐縮なんですけど、じつは「540i」含め、5シリーズ全車種、発売直後に原因不明の約20万円もの値上げを敢行しています。

先代F10の値上がりは衝突安全ブレーキを標準装備という大義名分があったけど、今回はほんとに??な値上がり。

BMWに採用された半自動運転機能とは

日本では衝突軽減ブレーキ装備が主流になってきた2018年。

海外勢は、自動運転に向けての試験段階の最新システムを搭載していくという考え方です。

BMWも、例に洩れず半自動運転化されたG30/5シリーズ。

フロントのステレオカメラ、ミリ波レーダーをフロントに3個、リアに2個に加え、超音波センサーを装備。自動操舵による高速走行時の車線中央維持と、渋滞時の前車追従機能が付いています。

この前車追従機能が意外と(?)賢いので驚きました。

メルセデスのは、ブレーキがちょっと遅い感があるし、実際、急ブレーキとは言わないまでも、そこそこ強めのブレーキを掛けて止まることもしばしば(2018年現在)。
BMWのは、もっとスムースです。

アクティブ・クルーズ・コントロールは~210km/hまで対応しているのが、いかにも欧州車。
ここは、すごくお金掛かっていると思います。

さらに、歩行者や動物を検知できるナイトビジョン。
7シリーズから採用されている自動駐車を行なうリモート・パーキングもオプション設定。

ただし、リモート・パーキングは直進バックしかしてくれないので、よほど狭い駐車場をお持ちで困っている方じゃないと便利とは言えなさそう。

次ページは>>>
「G30/5シリーズの最新値引き情報」です。

G30/5シリーズの値引き額は?

決算期の3月は特に値引きしてくれるBMW。

でも、基本、物凄く値引きしてくれるメーカーではあります。

5シリーズはその中でも、値引率が大きい車種です。

「F10/5シリーズ」も最後のほうは基本、100万円引きスタートだったのは衝撃的でした。

先に書いたように、発売当初より20万円近くもプライスタグは高額になっていますので、当然、20万円引は貰って、+15万円以上は狙っていきましょう。

レクサス「GS」、メルセデス「Eクラス」がライバル車。

「GS」は値引きしてくれないので「Eクラス」をぶつけて値引き合戦に持ち込むと◎。

BMWは、強気で攻めるとかなり値引きしてくれますよ。

在庫車なら50万円引を目安に♪

下に5シリーズ価格表及び「540i」諸元表もございますので、よかったらご覧ください。

 
 

スポンサーリンク



 

〇関連記事ご紹介

半自動運転が不要の方には先代も、お薦め
>>>BMW/F10 5シリーズ

一般道中心の方にはこちらもオススメ
>>>BMW/G30「523i」

結構、振動がくる?!
>>>BMW/G30「523d」

 

 

○BMW「540i」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

価格対評価 ??
運転楽しい度 非常に良い
後席居住性 普通
リセール価値 悪い
故障のしにくさ 非常に悪い
部品の安さ 非常に悪い

G30/31/32 BMW5シリーズ8%税込価格表
523i6,170,000円
523i Luxury7,630,000円
523i M Sport7,610,000円
523d6,980,000 円
523d Luxury7,680,000円
523d M Sport7,660,000円
530i Luxury 7,640,000円
530i M Sport 7,890,000円
530e iPerformance Luxury7,780,000 円
530e iPerformance M Sport8,030,000円
540i Luxury 9,720,000円
540i M Sport 9,860,000円
540i xDrive Luxury 10,030,000円
540i xDrive M Sport10,170,000円

G30/540i 主要諸元表
全長4,945mm
全幅1,868mm
全高1,480mm
ホイールベース2.975mm
最小回転半径5.7m
車両重量1,760kg
乗車定員5名
エンジン種類直列6気筒DOHC
トランスミッション電子油圧制御8AT
総排気量2,997cc
エンジン最高出力250kW[340PS]/5,500r.p.m
エンジン最大トルク450N.m(45.9kgf-m)/1,380-5,200r.p.m
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
JC08モード12.5km/L
arukidapon:
Related Post