「マークX 」2代目 GRX130 2009年~現行 (さおり著)

2016年11月マイナーチェンジ後の「マークX」試乗記は>>>こちら

マークXは、大きいのに乗りやすい!

初代のときの、佐藤浩市さんのCMが恰好よくて、マークX=恰好いい車、の図式ができてしまった私。

2代目でも、やっぱり佐藤浩市さんが務めてらっしゃって、見るたびにちょっと、ときめいていました。

オジサンでも、あれだけスーツが似合ってたらいいです、ほんとに。

じつは映画「64」で、佐藤浩市さんが乗っていたのはマークXの前身、マークⅡ!
マークⅡに乗っていそうな役柄だったので、本当に’ぴったり’でした。

あの、少し旧いデザインが哀愁たっぷりに見える摩訶不思議。

前置きが長くなりましたけれども”マークX”ってネーミングが恰好よくないですか?
マークⅢだと、ピリっとしないところを“マークX”と、くるなんて、いいセンスしてます。
で、CMに佐藤浩市さん(←しつこい)。

 



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では思い切って、車としての評価いきますね!

163cmの女性でも運転しやすいポジションが取れるのは、とっても好印象。

180cm以上のスタッフも運転しやすい、と申しておりますので日本人だったらほぼ、どなたでも運転しやすいと感じると思いますよ。

運転しやすいのは大事ですよね。

乗り心地は、トヨタ車にしては硬い部類に入ると思います。

助手席に乗るだけなら、「クラウン」には敵いません。

なので、助手席の奥様のことを考えるなら中古でも「クラウン」のほうがいいです。
名前では、あちらのほうが<上>ですしね♪

でも、運転するとなるとどうでしょう?
乗り心地を別にしたら、「クラウン」よりこっちが楽かな、と思います。

私は大きさを感じさせない点で、たとえばライバル車の日産の「ティアナ」よりずっと運転しやすいです。

セクシーさでは「ティアナ」なので、あちらも好きなんですが・・・。

ちなみに、なぜか3代目「ティアナ」は最初から売れません。トホホ。

売れ行きという面では「マークX」も随分、下火になってきました。

ド派手なイエローの特別仕様車も起爆剤にはならなかったのかなあ。
次はハイブリッドになって「sai」と統合されるという噂、あながち嘘ではないかも。

それでもって、なぜか20万円くらい高くなって・・・って、やめてー(泣)。

※その後「sai」のほうが先に消えて、事実上「マークX」の後継車種「カムリ」が2017年にデビューしました。

トヨタ「カムリ」WSの試乗記は>>>こちら

運転しやすいのは「ハンドルの切れが素直だから」と、男性スタッフが教えてくれました。

言われてみれば、そうなんです。

狭い駐車場に入っても、ハンドルを回す手がバタバタしないんです。

これは女性に嬉しい装備(?)です。

最後、問題点も書かないといけないみたいなので、いきます。

ずばり、、

次ページは>>>「マークXの内装・インテリア」です。



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予算の問題?

ずばり、、

内装にお金をかけてない!

樹脂の質とか、木目調のパネルとか・・・。

トヨタさんは見えないところでコストダウンするのが上手だと言われているのに、「マークX」は見えてます。

写真だと分かりにくいので、ご購入の際は絶対に実車をご覧になってからにしてくださいね。

でも、価格からすると仕方ない部分もあるのかなあ、と納得したり。

その、価格表をご覧ください。

価格表
250G“Fパッケージ”2,509,715円
250G2,777,143円
250G“Sパッケージ”3,075,429円
PREMIUM【2.5L】3,003,428円
350S3,702,857円
PREMIUM【3.5L】  4,011,429円
250G“Sパッケージ・Gʼs”3,692,572円
350S“Gʼs”4,320,000円

弊社ではごく稀に売れてくれる3,500ccについても一言。
2,500ccより、物凄く速くてエンジン音も勇ましいです。

でも、たぶん皆さんが思ってらっしゃる通り、日常ユースでは恩恵を受ける道はほとんどないかも。。ハイオクですし。

やっぱり、お薦めは2,500cc。

 



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Gʼsは、男の子が乗る車なのかな。デザインもレースするみたいです。

乗り心地は、もっと硬い・・・。納車しただけで腰が痛くなりました。

ノーマルについては、前期、後期でフロントデザインが全然、違うけれども、乗った感じは余り変わりません。

男性スタッフも口を揃えていますので、そこは間違いないと思います。

2016年11月、大きなマイナーチェンジが施されたのもトピックです。

マイナーチェンジ後の「マークX」試乗記は>>>こちら

トヨタセーフティセンスP(toyotasafetysenseP)標準設定!
そう。なんと、標準装備です。
これは大きな進化!

さらにスポット溶接を90箇所以上も追加。

そしてレクサスに採用されていた構造用接着剤を使用。

乗り心地はMC前より明らかにシャキっとしています。

こんなに変わるんだ?オプションのLEDヘッドライトもカッコいい。

後期デザインが「かっこいいなあ」とお思いの方には購入の機が熟しましたよ(表現変?)!。

とはいえ、新車は高いですっ!

入手価格だけで考えると、前期型のデザイン(上のグレーのお車が前期デザイン)がお好きな人には、前期型の中古車も、さおりはお薦めいたします。

状態の良いお品もたくさん、ありますし、お安くなっていますよ!

○GRX130 2代目 マークX 評価表
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

価格対評価 良い
運転楽しい度 非常に良い
後席居住性 良い
リセール価値 普通-
故障のしにくさ 非常に良い
部品の安さ 非常に良い

130系「マークX」2,500cc 3,500cc 主要諸元比較表
全長4,770mm
全幅1,795mm
全高1,435mm
ホイールベース2,850mm
車両重量(2,500cc)1,510kg~1,570kg
車両重量(3,500cc)1,560kg
エンジンV型6気筒 DOHC
トランスミッション<6 Super ECT >
最高出力(2,500cc)
最高出力(3,500cc)
最大トルク(2,500cc)243N.m(24.8kgf-m)/4,800r.p.m
最大トルク(3,500cc)380N.m(38.7kgf-m)/4,800r.p.m
乗車定員5名
最小回転半径5.2m~5.4m
使用燃料(2,500cc)2,500cc
使用燃料(3,500cc)3,500cc
JC08モード(2,500cc)10,6km~11.8km/L
JC08モード(3,500cc)10,0km/L
arukidapon:
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