自分の車に最適なタイヤサイズは?(さおり著)

分かりやすいタイヤサイズ選び

新車購入の際、オプションも決まって、ボディーカラーも決まって、さあ!!、と思ったらタイヤサイズだけ決まってなかったってことありませんか?
それとか、見た目、大きなのがカッコいいから大きめのサイズにしちゃったよ、みたいな。

タイヤサイズって市販されているものの主流は14~20。
単位はinch=インチです。
では、どこを指すのかというと黒いタイヤの内径。
つまりホイールの直径のサイズのことです。

さて、そのサイズで一体、何が変わるのかというと一番、分かりやすいのは低速~中速(60km/hくらい)の乗り心地です。


インチアップすると、硬い乗り味になり、運転手は「この車、キビキビ動くなあ。ハンドルのレスポンスも最高!」と感じるのですが、助手席・後部座席に乗っている人たちは、乗り心地が悪くなった、と感じます。
道路の継ぎ目や凹凸がダイレクトに体に伝わってくるからです。
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ホイールが大きくなったぶん、空気が入る幅が狭くなりますのでクッション力が低下するわけです。これ、想像以上に大きな差ですから、ご購入の際には気をつけてくださいね。

運転手と、同乗者の感じ方には大きく差が出ますので要注意です。
ディーラーで用意された試乗車の多くはインチアップされた大きなタイヤを履いているのは、見た目をスポーティだと魅せることと、運転者に「いい車」と思わせるためなのです。

タイヤサイズを上げる(大きくする)と、タイヤの買い替え時に驚くことがあります・・・。
もう、めちゃくちゃ高いんです。
1インチアップすると、4本でだいたい15,000円~高くなるイメージでしょうか。

サイズアップする意味ってないの?

ここまでは、大きなサイズのデメリットを多く書いてきましたけれども、カッコいい以外にももちろんメリットがあります。

一つは上に書いたとおり、運転していて楽しくなることです♪
ハンドル操作に対しての自動車の挙動が明らかに速まります。
車自体に芯が通ったような感覚すらあるでしょう。

もう一つの大きなメリットは高速道路での安定感が増すこと!です。
タイヤって高速になると結構、形って丸⇒楕円に変わっちゃうのです。
ちょっとだけなんですけどね。
インチアップすると、空気が少ない分、変形も少なくて済み、それが安定感につながる、というわけです。
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逆に空気がたくさん入っている、ホイールが小さいタイヤは、どうしても上下動が出てしまうんですよね・・・。
わずかとはいえ、高速道路で長距離を走ると、疲労につながることもあるようです。

自動車評論家が、大きめサイズのタイヤに好評価を与えるのは、試乗で高速道路やサーキットを中心に走るからですね♪

まとめ

高速道路での移動が多い方は大きいサイズの恩恵を受けられるけど、小さいサイズだからといって高速道路でしかも(たった?)80km/hくらいで走るぶんには影響はほとんどないかなあ、っていうのが私の考えです。

補足:
国産車も昔は15インチが主流の車種も、現在は17インチ~18インチ!
最近は大きなサイズが流行していますので、メーカーで用意された小さいほうを選択するのは決して間違いではないと思いますよ!