これが次期クラウンのフロントマスク
※発売日は2018年6月26日に決定いたしました。
発売後の試乗記は
>>>こちら
ニュルブルクリンク北コースで、高速テストを行なうトヨタ車両があったのが2017年7月2日。
カモフラージュされてはいるものの、「GS」、あるいは次期「クラウン」クラスの大型セダンでした。
次期「GS」の開発はまだ車両テストに至るプロセスが全く出ていないので、次期「クラウン」のテスト車両に違いないと騒がれていたものです。
新型「LS」に似たロングノーズのデザインを汲み取りつつ、Cピラーは「クラウン」の‘それ’で間違いありません。
当初、発売は2018年後半にほぼ決定していたクラウンですが、どうやら発売日を前倒しにするようです。
夏頃と発表があったわけですから、2018年7月~8月初旬になることは間違いありません。
トヨタは通常の会社と違い、複数の部署それぞれに完全決定権を持たせることで、小回りの利く経営方針を取っています。
発売日の変更も、ここまでの大会社でありながら、可能なのです。
余談ですが、現行「プリウス」ですら、デザインについては、豊田章男社長の意見を仰がず発売されています。
社長が「あのデザインは何とかしろ、と言ったんだが・・・」とメディアに溢したのは有名な話です。
新型「カムリ」の影響
2017年7月発売の新型「カムリ」の影響は少なからずあったでしょう。
しかも、「カムリ」はこれまでの<トヨタカローラ>の専売から、<トヨタカローラ>、<ネッツトヨタ>、<トヨペット>の3つの系列店で販売されます。
正式決定ではありませんが、一時期売れ筋だった「マークX」の消滅はほぼ間違いのない中、新型「カムリ」には相当、力を入れてきています。
「プリウス」「CH-R」で好評のTNGAボディに加え、燃焼効率が約20%も上がった新型<ダイナミックフォースエンジン>を搭載し、エクステリアデザインもなかなか斬新ですから、相当に「カムリ」は売れています。
弊社でも発表前の注文をいただいた希少(?)車種です。
唯一販売権を得ていない<トヨタ自動車>のディーラーからは「早く、次期クラウンを出してくれ!」とかなり急かされているそうです。
それはそうです。
トヨタの偉い人曰く、「クラウンはウチの屋台骨だもんね。クラウン売ってる<トヨタ自動車>さんが似たようなカムリ売って、カムリばっかり売れたらどうする?利幅はクラウンのほうが上でしょ?株も下がっちゃうよ?だから、もうちょっと待ってようよ」
ディーラー「・・・はい」
と、言わされたものの、長期間待てるわけがありません。
流れとしては2017年10月の東京モーターショー、12月の大阪モーターショーでコンセプトカーとして出展しつつ、ほぼ、そのままの形で発売となります。
新型の発売は6月なのか7月なのか8月なのか?
参考になるか分かりませんが、これまでのクラウンの発売日をまとめてみました。
歴代クラウン発売年月日
10代目 150系 1995年 8月31日
11代目 170系 1999年 9月24日
12代目 180系 2003年 12月22日
13代目 200系 2008年 2月18日
14代目 210系 2012年 12月25日
15代目 220系 2018年?????
しかし、14代目は物議を醸したデザインでしたので、クラウン史に残ると言っても過言ではないでしょうが、なかなかの長寿モデルでした。
6年以上となると、1955年-1962年の初代「クラウン」にまで遡らなければなりません(ワゴンタイプのエステートは除く)。
2017年夏にはモデル末期に登場する“特別仕様車”も用意され、早くも終焉の雰囲気を漂わせていただけに、さらに1年もモデルライフがあるとは少し、驚きました。
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次期クラウンの予想価格
前の記事でもご紹介しましたが、予想価格も載せておきます。
3,500ccはマジェスタを指すと思われます。
2,000cc 直列4気筒ターボ 8AR-FTS
(予想価格:4,500,000円~)
○2,500cc ダイナミックフォースエンジン+モーター
(予想価格:4,900,000円~)
○3,500cc V型6気筒エンジン+モーター
(予想価格:7,500,000円~)
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