「クラウン」アスリート/2,500ccハイブリッド・3,500ccガソリン 14代目 210系 2012年~2018年

エンジンは何と4種

今回のハイブリッドモデルは先代のパワーハイブリッドからは方向転換し、燃費向上を大々的に謳っています。

JC08モードで21km~23.2km/L、実燃費でも16km~18km/L、と先代「クラウン」ハイブリッドを遥かに上回ります。
しかも、ハイオクからレギュラー仕様に変更されています。

毎月のガソリン代が気になる、先進のハイブリッドモデルに乗っていたい、環境に配慮したい、etc…。理由はさまざまあるでしょうが、とにかく買うならハイブリッド、そう決めておられるお客様は多いです。

ハイブリッドモデル、当然ながら間違ったご選択ではありません。

ただ、ロイヤル同様、もし迷っておられるならガソリンモデルのご試乗も忘れずになさってみてください。
マイナーチェンジを折に追加された2,000ccターボは候補から外すわけには参りません。

 



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新たに設定されたターボの個性

2017年9月時点で、何と3つのガソリンモデルが存在します。
直列4気筒2,000ccターボ、V型6気筒2,500cc、V型6気筒3,500ccです。
ハイブリッドはロイヤルと同じ直列4気筒2,500ccを積みます。

このうち、2,500ccモデルは4WDモデルのみという何とも不親切な設定・・・。おそらく2WDはマイナーチェンジに合わせて登場した2,000ccに持っていかせたいのでしょう。

ちなみに210系クラウンの中にあって、無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定なのは、アスリートの3,500ccと2,000ccターボのみ。

この2,000ccターボというのが、かなりの兵(つわもの)です。

 

中古車210系ターボ車
入庫しました。
2018年モデル220系との比較記事は
>>>こちら

 

ターボはうるさいよ、もっと、静かに飛ばしたいんだ!という方には3,500ccがあります。

こちらはV6の大排気量というものあって、本当に静かです。
踏み込めば聞かせる演出もありますが、2000ccターボほど回している感覚はなく、いわば本家アスリートといった感じです。

これならお仕事で後部座席も使えそうだし、助手席の奥様もついウトウトしてしまう、なんてこともありそうです。
魅力的とはいえ、3,500ccは高額なのでレクサスや海外ブランドと競合してしまうのが難点でしょう。

>>>次ページ は「最終マイナーチェンジ、当時の値引き情報」です。