スズキ「ワゴンR」6代目 2017年-現行 MH35S/55S

進化したエネチャージ。自然なパワーサポート

先代「ワゴンR」で「エネチャージ。バリバリバリ!」と渡辺謙さんの両手から電気が出ているCMを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

この6代目では、その“S-エネチャージ”を進化させ、“マイルドハイブリッド”と名称を変更しています。

やはり“ハイブリッド”という単語が一般化し、ハイブリッド=エコというイメージが強いからでしょう。名称こそ変わりましたが、システムは“エネチャージ”の正常進化版です。

では、その“マイルド・ハイブリッド”システムを簡単にご紹介しましょう。

・モーターのみでクリープ走行。
ブレーキを離すと、スルスルと動き出す、あれのことです。動き始めはモーターのみ。止まっているものを動かすときが一番、力が掛かるわけですから、わずかに思えて実は燃費向上に結構、貢献しています。

・アクセルを踏み込んだときにモーターがエンジンをアシスト。
エンジンは低回転域(低速時)にパワーを出すのが苦手です。
そこをモーターがアシストすることで、軽自動車とは思えないスムースな加速を実現しています。
なお、モーターアシストは~100km/hまで続き、時間にして最大30秒間のアシストを行ないます。

・減速時のエネルギーをモーターにチャージ

・時速13キロ以下でエンジンが自動停止

・発進時はスムースにエンジンが再始動。

モーター自体の出力は控えめながら、かなり細かいアシストが得られ、ノンハイブリッドであるFAグレードと較べると、かなり力不足が解消されています。

何より素晴らしいのは、アシストがどこでどう行なわれているのか、ドライバーにはほとんど分からないことです。
特に信号などで停車した後のエンジン再始動のスムースさは特筆ものです。

同時期に発売されたBMW5シリーズよりも遥かに振動が小さいのです。日本人はもっと自国のメーカーに誇りを持ってほしいな、と思った瞬間でした。

以下、価格表・諸元表もございます。
よかったらご参照ください。

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○「ワゴンR」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 良い
運転楽しい度 悪い
後席居住性 普通
リセール価値 良い
故障のしにくさ 非常に良い
部品の安さ 非常に良い

※Hybrid FX/FZはセーフティパッケージ装着車の価格です。
※セーフティパッケージ非装着の場合、概ね100,000円引
※FAには、オプションでもセーフティパッケージは装着できません。

6th ワゴンR 8%税込価格表
FA(2WD)1,078,920円
FA(4WD)1,202,040円
FX(Hybrid 2WD)1,273,320円
FX(Hybrid 4WD)1,394,280円
FZ(Hybrid 2WD)1,409,400円
FZ(Hybrid 4WD)1,530,360円

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ワゴンR/HybridFX/HybridFZ 主要諸元表

全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,650mm
ホイールベース2,460mm
最小回転半径4.4m
車両重量770kg~840kg
乗車定員4名
エンジン種類水冷4サイクル直列3気筒
トランスミッションCVT
総排気量658cc
エンジン最高出力38kW[52PS]/6,500r.p.m
エンジン最大トルク60N.m(6.1kgf-m)/4,000r.p.m
モーター最高出力2.3kW(3.1PS)/1,000r.p.m
モーター最大トルク50N.m(5.1kgf-m)/100r.p.m
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
JC08モード30.4-33.4km/L