進化したエネチャージ。自然なパワーサポート
先代「ワゴンR」で「エネチャージ。バリバリバリ!」と渡辺謙さんの両手から電気が出ているCMを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
この6代目では、その“S-エネチャージ”を進化させ、“マイルドハイブリッド”と名称を変更しています。
やはり“ハイブリッド”という単語が一般化し、ハイブリッド=エコというイメージが強いからでしょう。名称こそ変わりましたが、システムは“エネチャージ”の正常進化版です。
では、その“マイルド・ハイブリッド”システムを簡単にご紹介しましょう。
・モーターのみでクリープ走行。
ブレーキを離すと、スルスルと動き出す、あれのことです。動き始めはモーターのみ。止まっているものを動かすときが一番、力が掛かるわけですから、わずかに思えて実は燃費向上に結構、貢献しています。
・アクセルを踏み込んだときにモーターがエンジンをアシスト。
エンジンは低回転域(低速時)にパワーを出すのが苦手です。
そこをモーターがアシストすることで、軽自動車とは思えないスムースな加速を実現しています。
なお、モーターアシストは~100km/hまで続き、時間にして最大30秒間のアシストを行ないます。
・減速時のエネルギーをモーターにチャージ
・時速13キロ以下でエンジンが自動停止
・発進時はスムースにエンジンが再始動。
モーター自体の出力は控えめながら、かなり細かいアシストが得られ、ノンハイブリッドであるFAグレードと較べると、かなり力不足が解消されています。
何より素晴らしいのは、アシストがどこでどう行なわれているのか、ドライバーにはほとんど分からないことです。
特に信号などで停車した後のエンジン再始動のスムースさは特筆ものです。
同時期に発売されたBMW5シリーズよりも遥かに振動が小さいのです。日本人はもっと自国のメーカーに誇りを持ってほしいな、と思った瞬間でした。
以下、価格表・諸元表もございます。
よかったらご参照ください。
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○「ワゴンR」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫
総合評価 | 良い |
運転楽しい度 | 悪い |
後席居住性 | 普通 |
リセール価値 | 良い |
故障のしにくさ | 非常に良い |
部品の安さ | 非常に良い |
※Hybrid FX/FZはセーフティパッケージ装着車の価格です。
※セーフティパッケージ非装着の場合、概ね100,000円引
※FAには、オプションでもセーフティパッケージは装着できません。
6th ワゴンR 8%税込価格表 |
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---|---|
FA(2WD) | 1,078,920円 |
FA(4WD) | 1,202,040円 |
FX(Hybrid 2WD) | 1,273,320円 |
FX(Hybrid 4WD) | 1,394,280円 |
FZ(Hybrid 2WD) | 1,409,400円 |
FZ(Hybrid 4WD) | 1,530,360円 |
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ワゴンR/HybridFX/HybridFZ 主要諸元表 |
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---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,650mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両重量 | 770kg~840kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 |
トランスミッション | CVT |
総排気量 | 658cc |
エンジン最高出力 | 38kW[52PS]/6,500r.p.m |
エンジン最大トルク | 60N.m(6.1kgf-m)/4,000r.p.m |
モーター最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000r.p.m |
モーター最大トルク | 50N.m(5.1kgf-m)/100r.p.m |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
JC08モード | 30.4-33.4km/L |