「IS300h/250/350」 2nd 30系 2013年～現行

初代「IS350」は非常にレベルが高く、新車価格を考えると中古車価格は、「IS250」と同価格帯にまで落ち込んでいる為、‘超’の付くお買い得車だと思います。

エンジン自体は初代と全く同じ、最高出力、最大トルク。

期待感を持って、乗り込んだ2代目「IS350」ですが、確かに‘今風’にアレンジされていました。

静粛性を高めることより、エンジン音を心地よく聞かせる演出です。
他のレクサス車に洩れず、非常に軽いタッチの電動式（電子式）ステアリング。

初代「IS350」の走りに満点を付けたいくらいの僕としては、聞かせるエンジン＋軽いタッチのハンドルに違和感が覚えたこと、正直に告白します。

元来、「IS」は、Intelligent Sport/インテリジェントスポーツの意味合いで命名されたはず。
動と静でいうと、静にあたる商品であってほしかった。
そういう意味では、名と実が乖離しつつあるような気がします。

しかし、こういう僕の感覚こそ所謂、懐古主義と呼ばれる類の可能性は否定できません。

なぜなら、商品としての完成度は依然として高次元であるのは事実ですから。

標準装備のスピーカー＜レクサスプレミアムサラウンド＞が8スピーカーから、10スピーカーに増設されたのは音楽ファンには嬉しいニュースです。

＋２スピーカーはフロント左右の‘ツィーター’。

8スピーカー時代と較べると、高音専用‘ツィーター’が入ったことにより、女性ボーカルの声量が引き立つように感じます。

負けじとオプション価格234,360円（税込）の＜マークレビンソン＞もバランス調整を行なったとか。

ただ＜マークレビンソン＞は、元々、15スピーカーも用意されており、質としては充分でした。
前後期で違いを感じるのは、なかなか困難と思われます。

下に「IS」の価格表、「IS300h」「IS350」諸元表、ございますのでご購入の際の参考になれば幸いです。

値引きは10万円＋ボディコート（7～8万円相当）を目安にしていただければ、と思います。

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○2代目30系「IS300h」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

○2代目30系「IS350」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

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