OP<プリクラ>はできれば欲しい
「IS-F」の時代、レクサスでは当時のトヨタ最高峰システム、<プリクラッシュセーフティ>というミリ派レーダーのものがオプションで用意されていましたが、衝突軽減ブレーキなど安全装備は“スバル”の後塵を拝していました。
<プリクラッシュセーフティ>の詳細は車種によってはカタログでも伏せられていたり、と、じつは謎の多いシステム。
衝突の危険が高いとシステムが判断した場合はブザーが鳴り、その後、緊急ブレーキが掛かるのは、その後の<レクサスセーフティシステム+>と同じです。
ただ、歩行者検知能力がなかったり、徐行スピードでは自動ブレーキが作動してくれなかったり、と後一歩という実力だったことは否めません。
それでも、無いよりは、はるかに頼りになるので可能であればOPで<プリクラッシュセーフティ>を付けている商品を探してみてください。
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V8 5,000ccの維持費
完璧に近い車ではありますが、やはり維持費が気になります。
以下をご覧ください。
年間自動車税
IS250 45,000円
IS350 58,000円
IS-F 88,000円
燃費(JC08モード)※すべてハイオク指定
IS250(後期モデル)・・・・・・・12.2km/L
IS350・・・・・・・・・・・・・・10.0km/L
IS-F・・・・・・・・・・・・・・・8.1km/L
豆知識・・・「IS-F」発売当初はカタログ燃費:8.2km/Lでした。カタログ燃費が後期の方が悪いという稀有なモデルです。これは、実際に燃費悪化したわけでなく、10.15モードからJC08モードに表示が変わったからです。
そもそもIS250でさえ、燃費が良いとはいえないですから「IS-F」の8.1km/Lは結構なものです。当然ながらハイオク指定。
ちなみに街乗りでは4.5km/Lほど。
高速走行では意外にも9km/Lくらいに伸びます。
なんといっても5,000ccですから、仕方ないです。
その代わり嬉しいニュースもあります。
維持費の掛かる商品が下がりがちな中古車相場では、かなり割安な物件も数多くあるのです。
維持費は多少、掛かりますが、故障とはほぼ無縁の国産車。
僕は“買い”だと思っています。
下に当時の諸元表がございます。
よかったらご覧ください。
次期「IS-F」は出るのか?
初代「IS-F」をお乗りの方が、よく話題にされますが、現状は開発されていないようです。
「RC-F」「GS-F」の発売した時期からすると、「IS-F」のようにノーマルを熟成してから“F”を発売する流れではないようです。
同じセダンでも、「GS-F」は随分、違った趣ですので、「IS-F」の次期モデルに期待はかかります。
30系にはもう来たいできません。
40系?次期「IS」の登場、そのまた1年、気長に待ちましょう。
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○関連記事ご紹介
次期モデルともいえる
「GS-F」は2015年に登場
試乗記は>>>こちら
日常域の魔性レベルはこちらが上?
初代「IS350」については
>>>こちら
※ステアリング中央の“L”マークは前オーナー様が社外品を装着したものです。純正は他のレクサス同様、黒地にシルバーです。
○初代「IS-F」評価表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫
総合評価 | 非常に良い |
運転楽しい度 | 非常に良い |
後席居住性 | 悪い |
リセール価値 | 普通 |
故障のしにくさ | 非常に良い |
部品の安さ | 悪い |
レクサス 初代「IS-F」主要諸元表 |
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全長 | 4,660mm |
全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,415mm |
ホイールベース | 2,730mm |
最小回転半径 | 5.1m |
車両重量 | 1,690kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | V型8気筒DOHC |
トランスミッション | 8AT |
総排気量 | 4,968cc |
エンジン最高出力 | 311kW[423PS]/6,600r.p.m |
エンジン最大トルク | 505N.m(51.5kgf-m)/5,200r.p.m |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
JC08モード | 8.1km/L |
車両価格(5%消費税込) | 7,950,000円 |