「A3」3rd 2012年~現行(さおり著)

A3 2017年1月末にマイナーチェンジ

記事を書いていると、本当に欲しくなってくるほどのA3ですが、2017年1月にマイナーチェンジされています。

・ヘッドライト、グリルの形状変更
・衝突軽減ブレーキなどのセーフティシステムがオプション設定

以上2点がMCでのハイライトでしょうか。
外観はフロント付近はA4と同じような雰囲気。

内装に大きな変更はありませんが、4万円のオプションで“バーチャルコックピット”が選択可能に。速度計・回転計だけでなく、ナビゲーションも表示させてしまう計器盤なのですが、これに関してはそもそもグラフィックが国産高級車には及ばないので選択しないほうが良いと思います。と、いうか特段、便利でもないような・・・。

マトリクスLEDヘッドライトのオプション設定は見送られました。
あれだけの技術、ちょっと勿体ないですね・・・。
ちなみにS3では選択できます。

対車両では10km/h~250km/h、対歩行者では10km/h~65km/hの範囲で自動的に作動

そして、セーフティシステムがようやくA3に搭載されました。

まだまだ日本車のオプション価格よりは高額ですが、せっかく今からご購入するなら付けておきたいですよね。システム自体はフォルクスワーゲンのパサートに搭載されているものと全く同じです。

名称は“アウディプレセンス フロント”と、ちょっと覚えにくいです(汗)。
緊急ブレーキは、対車両で10km/h~250km/h、対歩行者では10km/h~65km/hの範囲内で作動。衝突軽減が可能です。トヨタセーフティセンスの“P”に該当する実力でしょうか。

たいへん、期待のできるシステムです。
しかも標準仕様!!



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衝突軽減ブレーキは、日本車はまず、その道を極めようとしているように見受けられます。対する欧州では自動運転に近づくべく、その基盤を作っている過渡期、といった模様。
そもそも、考え方が違うんですね。

日本車・・・運転者が主。機械は、ミスに備えて待機。
欧州車・・・運転者・車、共に主。運転者はハンドルを握るが、機械は積極的に運転に参加する。

こんな感じでしょうか。

ただ、2017年現在の話でいえば、まだ自動運転は実現できていないわけですから、欧州の過渡期のシステムがちょっと微妙なのが多いし、セットになってて高いのは困る。。
国産車も欧州車も標準仕様が、増えてきたのは嬉しいかぎりです^^。

アウディA3 故障について

弊社で修理という形で、お預かりさせていただいたことはないのですけど、欧州車特有のヘッドランプの内側が曇る症状は、このA3にも出ています。

おそらくヘッドランプ内の気密性の問題なのでしょう。あるいは、ヘッドランプの温度が日本車より高くなってしまうのか、ランプとカバーの距離が近いのかな?

当然といえば、当然ですが室内保管していれば、相当に軽減されます。

以下、点数表・価格表・諸元表です。よかったら、ご覧くださいね。

○点数表○
≪非常に良い・良い・普通・悪い・非常に悪いの5段階で評価しています≫

総合評価 良い
運転楽しい度 非常に良い
後席居住性 普通
リセール価値 普通
故障のしにくさ 悪い
部品の安さ 悪い


アウディA3/S3 税込価格表
A3 Sedan 1.4 TFSI 3,210,000円
A3 Sedan 1.4(気筒休止付)3,740,000円
A3 Sedan 1.8 TFSI quattro4,470,000円
S3 Sedan 2.0 TFSI6,170,000円
A3 Sportback 1.4 TFSI3,030,000円
A3 Sportback 1.4 TFSI(気筒休止付)3,560,000円
A3 Sportback 1.8 TFSI quattro4,290,000円
S3 Sportback 2.0 TFSI5,990,000円



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A3 セダン(スポーツバック)主要諸元表
全長4,465mm(4,325mm)
全幅1,795mm(1,785mm)
全高1,405mm(1,450mm)
ホイールベース2,635mm
エンジン種類直列4気筒DOHCターボ
トランスミッション7AT
総排気量1,394cc
エンジン最高出力90kW[122PS]/5000-6000r.p.m
エンジン最大トルク200N.m(20.4kgf-m)/1,400-4,000r.p.m
車両重量1,330kg(1,320kg)
乗車定員5名
最小回転半径5.1m
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
JC08モード19.5km/L